WORKSHEET GUIDE
記入前に、使いどころと完成条件を確認
エンパワメント評価 3ステップワークシートは、エンパワメント評価を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安は初回能力構築ワークショップに1〜2日。サイクル全体で3〜12ヶ月。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- プログラム参加者・コミュニティ自身が評価能力を持つことが事業目標の一つであるとき
- 外部評価者が長期関与できない文脈で、持続可能な内部評価システムを構築したいとき
- 当事者が評価プロセスに参加することで、プログラムへの主体性と当事者意識を高めたいとき
参加者と準備
コーチ役の評価者(1〜2名)+プログラム関係者全員(スタッフ・参加者・コミュニティ代表)。包摂性が原則
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報プログラムの基本情報を記入(当事者が記入する)
- 2. ステップ1:ミッションの確立「このプログラムは誰の何のために存在するか」を全員で議論し、一文にまとめる
- 3. ステップ2:現状把握 — 活動評価スコアリング主要な活動を書き出し、現在のパフォーマンスを1〜10で評価する。必ず「その点数の根拠」も記述すること
- 4. ステップ3:改善計画の策定スコアの低い活動から優先順位をつけ、具体的な改善策・担当・期限を記入する
- 5. 次回評価サイクルの設定次回のレビュー時期と確認する指標を合意する
完成の目安
- プログラムミッション文書
- 活動評価スコアと根拠記録
- 改善計画書
レビュー時の注意
- 評価者が「当事者に任せる」と言いながら実質的に評価を主導し、エンパワメントにならない
- 現状把握のスコアリングが形骸化し、深い議論なく点数をつけるだけになる — 根拠の議論が本質
- 能力構築フェーズを省略して評価ツールだけを渡し、当事者が使いこなせない
EvalCompass Worksheet
エンパワメント評価 3ステップワークシート
手法: エンパワメント評価(Empowerment Evaluation)
このシートは当事者が自ら記入します。評価者(コーチ)は記入を促しますが、内容を決めるのは当事者です。ファシリテーションに徹してください。
基本情報
プログラムの基本情報を記入(当事者が記入する)
ステップ1:ミッションの確立
「このプログラムは誰の何のために存在するか」を全員で議論し、一文にまとめる
ステップ2:現状把握 — 活動評価スコアリング
主要な活動を書き出し、現在のパフォーマンスを1〜10で評価する。必ず「その点数の根拠」も記述すること
| 主要活動 | 現在のスコア(1〜10) | スコアの根拠(良い点・課題) |
|---|---|---|
ステップ3:改善計画の策定
スコアの低い活動から優先順位をつけ、具体的な改善策・担当・期限を記入する
| 改善対象の活動 | 具体的な改善策 | 担当者 | 期限 | 目標スコア |
|---|---|---|---|---|
次回評価サイクルの設定
次回のレビュー時期と確認する指標を合意する