カークパトリック4段階 測定計画表
Level 4(組織成果)から逆算して記入することを推奨します。各Levelの測定方法・時期・担当者を事前に決めることが成功の鍵です。
カークパトリック4段階 測定計画表
基本情報
評価対象の研修プログラムを記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 研修名
- 相談記録研修(仮想)
- 対象者・人数
- 相談員12人
- 研修実施日程
- 2026年10月1日
- 評価担当者・作成日
- 研修担当/2026年9月13日
記入理由: 人数と日程は設計例です。
Level 4(Results):目標とする組織成果
この研修が貢献すべき業務・組織指標を記入(ベースライン値も記録する)
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 成果指標 | 現在値(ベースライン) | 目標値 | 測定時期 | データ取得先 |
|---|---|---|---|---|
| 必須引継ぎ項目に欠落がある記録の割合 | 研修前の同定義20件中8件=40%(仮想) | 研修後20件で20%以下を試行目標 | 研修前と4週間後 | 匿名化した記録監査 |
記入理由: 分母と定義を固定して比較します。
| 成果指標 | 現在値(ベースライン) | 目標値 | 測定時期 | データ取得先 |
|---|---|---|---|---|
Level 3(Behavior):期待する行動変容
研修後に職場で見られるべき具体的な行動と、その促進・阻害要因を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 期待する行動(具体的に) | 測定方法 | 測定時期(研修後) | 促進・阻害要因 |
|---|---|---|---|
| 相談終了後に必須項目を確認して保存する | 記録監査と担当者の振り返り | 4週間後 | 確認時間・帳票の使いやすさ・上司の助言 |
記入理由: 行動を実施できる環境も記録します。
| 期待する行動(具体的に) | 測定方法 | 測定時期(研修後) | 促進・阻害要因 |
|---|---|---|---|
Level 2(Learning):学習目標と測定方法
習得すべき知識・スキル・態度と測定手段を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 学習目標 | 測定方法(テスト/実技/観察) | 合格基準 |
|---|---|---|
| 事例から引継ぎ事項を漏れなく記述できる | 仮想相談の記録作成 | 安全上必要な項目は全て記載 |
記入理由: 満足度から推測せず実技で確認します。
| 学習目標 | 測定方法(テスト/実技/観察) | 合格基準 |
|---|---|---|
Level 1(Reaction):反応測定の設計
アンケートで測定する「関与度・関連性・満足度」の設問案を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 反応を次回研修の改善情報として使います。
完成チェック
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: Level 4の基準値(ベースライン)を研修前に取得する計画がある
- ☐ 未確認: Level 3の測定に現場マネジャーの協力を取り付けた
- ☑ 確認済み: Level 2のテストが暗記だけでなく応用・実践を測っている
- ☑ 確認済み: Level 1アンケートに関与度(Engagement)の設問が含まれている
- ☑ 確認済み: 全Levelの測定担当者と実施時期が確定している
記入理由: 上司による監査協力は計画段階で未確定です。9月末までに調整します。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
カークパトリック4段階 測定計画表は、カークパトリック4段階評価を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:Level 1〜2は研修直後〜数週間。Level 3は研修後1〜3ヶ月。Level 4は3〜12ヶ月以上」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 社員研修・管理職育成・技能訓練の効果を測定・報告したいとき
- 研修設計の段階で「どんな成果を目指すか」を4段階で整理したいとき(New World版の逆算アプローチ)
- 研修投資の費用対効果を経営層に説明する根拠を作りたいとき
参加者と準備
研修担当者、参加者、職場の管理者、必要な業務記録を扱う部門。成果指標の収集に必要な協力範囲を事前に確認する。
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報評価対象の研修プログラムを記入
- 2. Level 4(Results):目標とする組織成果この研修が貢献すべき業務・組織指標を記入(ベースライン値も記録する)
- 3. Level 3(Behavior):期待する行動変容研修後に職場で見られるべき具体的な行動と、その促進・阻害要因を記入
- 4. Level 2(Learning):学習目標と測定方法習得すべき知識・スキル・態度と測定手段を記入
- 5. Level 1(Reaction):反応測定の設計アンケートで測定する「関与度・関連性・満足度」の設問案を記入
- 6. 完成チェック
完成の目安
- 4段階測定計画書
- Level 1アンケート結果
- Level 2テスト結果
レビュー時の注意
- 反応調査が単なる感想で終わる。参加しやすさや業務との関連など、改善に使う情報を目的に合わせて尋ねる。
- Level 2のテストが暗記テストになり、実務での応用可能性を測れていない
- Level 4の測定計画を研修後に考え始める — 基準値(ベースライン)は研修前に取得しておく必要がある
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。相談員12人の研修で、引継ぎに必要な記録の欠落を減らすことを目指します。
基本情報
- 研修名
- 相談記録研修(仮想)
- 対象者・人数
- 相談員12人
- 研修実施日程
- 2026年10月1日
- 評価担当者・作成日
- 研修担当/2026年9月13日
記入理由: 人数と日程は設計例です。
Level 4(Results):目標とする組織成果
| 成果指標 | 現在値(ベースライン) | 目標値 | 測定時期 | データ取得先 |
|---|---|---|---|---|
| 必須引継ぎ項目に欠落がある記録の割合 | 研修前の同定義20件中8件=40%(仮想) | 研修後20件で20%以下を試行目標 | 研修前と4週間後 | 匿名化した記録監査 |
記入理由: 分母と定義を固定して比較します。
Level 3(Behavior):期待する行動変容
| 期待する行動(具体的に) | 測定方法 | 測定時期(研修後) | 促進・阻害要因 |
|---|---|---|---|
| 相談終了後に必須項目を確認して保存する | 記録監査と担当者の振り返り | 4週間後 | 確認時間・帳票の使いやすさ・上司の助言 |
記入理由: 行動を実施できる環境も記録します。
Level 2(Learning):学習目標と測定方法
| 学習目標 | 測定方法(テスト/実技/観察) | 合格基準 |
|---|---|---|
| 事例から引継ぎ事項を漏れなく記述できる | 仮想相談の記録作成 | 安全上必要な項目は全て記載 |
記入理由: 満足度から推測せず実技で確認します。
Level 1(Reaction):反応測定の設計
記入理由: 反応を次回研修の改善情報として使います。
完成チェック
- ☑ 確認済み: Level 4の基準値(ベースライン)を研修前に取得する計画がある
- ☐ 未確認: Level 3の測定に現場マネジャーの協力を取り付けた
- ☑ 確認済み: Level 2のテストが暗記だけでなく応用・実践を測っている
- ☑ 確認済み: Level 1アンケートに関与度(Engagement)の設問が含まれている
- ☑ 確認済み: 全Levelの測定担当者と実施時期が確定している
記入理由: 上司による監査協力は計画段階で未確定です。9月末までに調整します。
判断で間違えやすいこと
満足度が高いので業務成果が上がったと結論する
見直し方: 実技と現場行動、組織指標を別に確認する
理由: レベルごとに観察する対象が異なるためです。
学習しても使わない職員を研修の失敗として責める
見直し方: 時間・上司の支援・帳票など実行条件を確認する
理由: 現場の条件が学習の活用を左右するためです。
参照資料と確認箇所
- The Kirkpatrick ModelKirkpatrick Partners
- 参照箇所
- Level 1: Reaction; Level 2: Learning; Level 3: Behavior; Level 4: Results
- 本文との対応
- 成果から逆算して設計し、行動への移行を支える実務環境も検討します。
このページの引用情報
更新履歴
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。


