フォトボイス実施計画・SHOWeDファシリテーションシート
Part 1: 実施計画
プロジェクト開始前に関係者で合意する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- プロジェクト名・評価との関連
- 通所経路の改善
- 撮影テーマ(評価クエスチョンから導く)
- 通いやすさを支える場所・妨げる場所
- 参加者の選定方針と人数
- 経路の異なる参加者4人から開始(仮想)
- 撮影期間・セッション回数・スケジュール
- 1週間の撮影と対話1回(仮想)
- 機材の準備(カメラ/スマートフォン等)
- 貸出端末と本人の希望する代替記録
- 倫理方針(プライバシー・同意・安全)
- 人物・住宅名は写さない。公開は写真ごとに選べる
記入理由: 写真を撮れない人には絵や口述の選択肢を用意します。
倫理・安全チェック(オリエンテーション前)
参加者への説明と同意取得の前に確認
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: 参加者に目的・記録の使用方法を説明し書面同意を取得する計画がある
- ☑ 確認済み: 撮影における他者のプライバシーへの配慮方針を説明できる
- ☑ 確認済み: 撮影が当事者の安全を脅かす状況(特定の人物・場所)への対処方針がある
- ☑ 確認済み: 最終成果物(写真展・報告書等)での公開範囲を参加者に事前確認する
記入理由: いずれも説明計画を作成した想定です。本番の参加・公開同意は別に取得します。
Part 2: SHOWeD対話セッション記録フォーム
1枚の写真につき1行。ファシリテーターが記録担当とペアで記入する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 参加者コード | 写真番号 | S: 何を示す? | H: 何が起きている? | O: 私たちの生活との関係 | W: なぜこの問題が? | D: 何ができるか? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| P01 | Photo01 | 歩道の段差 | 車道へ回り込む場面がある | 通所をためらう | 段差を迂回する歩道がないという本人の見方 | 安全な別経路の確認と管理者への相談 |
記入理由: 原因の推測は撮影者の見方として記録します。
| 参加者コード | 写真番号 | S: 何を示す? | H: 何が起きている? | O: 私たちの生活との関係 | W: なぜこの問題が? | D: 何ができるか? |
|---|---|---|---|---|---|---|
セッション後テーマ整理
対話の内容が鮮明なうちに記録し、必要に応じて参加者と内容を確認する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 公開で生じるリスクを参加者と検討します。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
フォトボイス実施計画・SHOWeDファシリテーションシートは、フォトボイスを会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:オリエンテーション〜成果発表まで6〜12週間(セッション含む)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 声が届きにくい当事者(女性・子ども・高齢者・移民等)の視点から事業やコミュニティを評価したい
- 当事者のエンパワーメント自体が評価の目的の一部である参加型評価を行いたい
- 量的指標では見えない生活の質・主観的経験・地域環境の変化を把握したい
参加者と準備
ファシリテーターと当事者の参加者。人数は含めたい視点、対話時間、機器やアクセスの支援体制から決める。
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. Part 1: 実施計画プロジェクト開始前に関係者で合意する
- 2. 倫理・安全チェック(オリエンテーション前)参加者への説明と同意取得の前に確認
- 3. Part 2: SHOWeD対話セッション記録フォーム1枚の写真につき1行。ファシリテーターが記録担当とペアで記入する
- 4. セッション後テーマ整理対話の内容が鮮明なうちに記録し、必要に応じて参加者と内容を確認する
完成の目安
- 写真データ(参加者別)
- SHOWeD対話記録・逐語録
- テーマ分析レポート
レビュー時の注意
- 写真の「面白さ」に引きずられ、SHOWeD対話の記録・分析が疎かになる — 写真はデータを引き出すためのツール。語りの記録が本質
- 「代表性がない」と評価委員に指摘される — フォトボイスは統計的代表性ではなく「見えていなかった声を浮かびあがらせる」手法として、目的の違いを報告書で説明する
- 参加者の写真に写り込んだ人物のプライバシーを侵害する — 発表前に撮影対象者の同意確認を必ず行う
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
説明用の仮想例です。車いすを使う参加者が、相談施設へ通う経路を撮影する仮想例です。
Part 1: 実施計画
- プロジェクト名・評価との関連
- 通所経路の改善
- 撮影テーマ(評価クエスチョンから導く)
- 通いやすさを支える場所・妨げる場所
- 参加者の選定方針と人数
- 経路の異なる参加者4人から開始(仮想)
- 撮影期間・セッション回数・スケジュール
- 1週間の撮影と対話1回(仮想)
- 機材の準備(カメラ/スマートフォン等)
- 貸出端末と本人の希望する代替記録
- 倫理方針(プライバシー・同意・安全)
- 人物・住宅名は写さない。公開は写真ごとに選べる
記入理由: 写真を撮れない人には絵や口述の選択肢を用意します。
倫理・安全チェック(オリエンテーション前)
- ☑ 確認済み: 参加者に目的・記録の使用方法を説明し書面同意を取得する計画がある
- ☑ 確認済み: 撮影における他者のプライバシーへの配慮方針を説明できる
- ☑ 確認済み: 撮影が当事者の安全を脅かす状況(特定の人物・場所)への対処方針がある
- ☑ 確認済み: 最終成果物(写真展・報告書等)での公開範囲を参加者に事前確認する
記入理由: いずれも説明計画を作成した想定です。本番の参加・公開同意は別に取得します。
Part 2: SHOWeD対話セッション記録フォーム
| 参加者コード | 写真番号 | S: 何を示す? | H: 何が起きている? | O: 私たちの生活との関係 | W: なぜこの問題が? | D: 何ができるか? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| P01 | Photo01 | 歩道の段差 | 車道へ回り込む場面がある | 通所をためらう | 段差を迂回する歩道がないという本人の見方 | 安全な別経路の確認と管理者への相談 |
記入理由: 原因の推測は撮影者の見方として記録します。
セッション後テーマ整理
記入理由: 公開で生じるリスクを参加者と検討します。
判断で間違えやすいこと
写真を評価者だけで分類する
見直し方: 撮影者に選んだ理由を聞き、解釈を共同で整理する
理由: 外部者の見方で経験を上書きしないためです。
撮影参加の同意を写真公開の同意として扱う
見直し方: 公開する写真と説明文を用途ごとに確認する
理由: 撮影と公開では影響の範囲が異なるためです。
参照資料と確認箇所
- PhotovoiceBetterEvaluation
- 参照箇所
- Photovoice 冒頭定義
- 本文との対応
- 写真を使った対話では参加者自身の経験と意味づけを中心に置きます。
このページの引用情報
更新履歴
- — 定義と適用条件の出典を確認し、仮想事例、判断理由、全欄の記入例を追加。未確認の歴史・普及に関する断定を整理。 既存の手順・留意点も点検し、固定的な人数・閾値や制度の一般化を調整。 入力欄の位置・型・個数を保ち、フォームの固定条件や閾値の表記を修正。


