評価ルーブリック作成シート
まず評価する規準(次元)を決め、各規準について「優/良/要改善」などの水準ごとに「どのような状態・証拠がそれに当てはまるか」を具体的に記述してください。曖昧な形容詞は避け、観察できる特徴で書くことがポイントです。
評価ルーブリック作成シート
基本情報
ルーブリックを使用する評価の概要を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 事業名・評価名
- 評価計画づくり研修(仮想)
- 評価目的(総合判断 / 次元別評価 / その他)
- 次元別の改善助言
- 作成者
- 講師と職員代表
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 選抜ではなく計画の改善に使う評価です。
評価規準の設定
評価する次元(規準)をリストアップし、重要度の重み付けを検討する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 規準名 | この規準が重要な理由 | 重み(%)または優先度 |
|---|---|---|
| 問いと指標の対応 | 集めた情報で評価の問いに答えられるため | 最優先 |
| 収集可能性 | 担当と情報源がなくては運用できないため | 必須条件 |
記入理由: 加点で必須条件の欠如を隠さない設計にします。
| 規準名 | この規準が重要な理由 | 重み(%)または優先度 |
|---|---|---|
ルーブリック本体
各規準×水準のセルに記述子を記入する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 規準 | 水準4(優れている) | 水準3(十分) | 水準2(部分的に達成) | 水準1(要改善) |
|---|---|---|---|---|
| 問いと指標の対応 | 各問いに指標と判断基準があり、限界も説明できる | 各問いに対応する指標と判断基準がある | 指標はあるが一部の問いとの対応が不明 | 問いがなく指標の列挙のみ |
| 収集可能性 | 情報源・時期・担当が確定し試行済み | 情報源・時期・担当が具体化している | 三要素のいずれかが未定 | 収集計画がない |
記入理由: 隣接する水準を証拠の有無で見分けられるようにします。
| 規準 | 水準4(優れている) | 水準3(十分) | 水準2(部分的に達成) | 水準1(要改善) |
|---|---|---|---|---|
総合判断ルール
各次元の評点をどう統合して総合判断に至るかのルールを記述する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: この研修での用途に合わせた合意案です。
完成チェック
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: 全ての規準に全ての水準の記述子が記入されている
- ☑ 確認済み: 記述子は観察可能な具体的な特徴・証拠で書かれている
- ☑ 確認済み: 曖昧な形容詞(「概ね」「かなり」)を使っていない
- ☑ 確認済み: ステークホルダー・受益者の価値観が規準に反映されている
- ☑ 確認済み: 総合判断に至るルール(統合方法)が明記されている
- ☑ 確認済み: パイロットテストを実施した(または計画している)
記入理由: 職員代表と作成した仮想例で、次回研修前に計画案2件へ試行する予定です。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
評価ルーブリック作成シートは、ルーブリック評価を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:半日〜2日(ルーブリック開発ワークショップ)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 評価の総合判断(「この事業は成功したか」)に至るまでの判断規準を透明化したいとき
- 複数の評価者・専門家がいる評価で、一貫した判断基準を共有するとき
- DAC 評価基準や独自基準を使って多次元的に事業を評価し、次元ごとの評点を付けるとき
参加者と準備
主任評価者+ステークホルダー代表(ルーブリック開発)、評価チーム全員(適用段階)。3〜8名が目安
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報ルーブリックを使用する評価の概要を記入
- 2. 評価規準の設定評価する次元(規準)をリストアップし、重要度の重み付けを検討する
- 3. ルーブリック本体各規準×水準のセルに記述子を記入する
- 4. 総合判断ルール各次元の評点をどう統合して総合判断に至るかのルールを記述する
- 5. 完成チェック
完成の目安
- 評価ルーブリック表(規準×水準×記述子)
- 評価次元別評点シート
- 総合判断報告(ルーブリックに基づく根拠付き)
レビュー時の注意
- 記述子が曖昧すぎて(「良好な実施」)評価者間のばらつきが解消されない
- 評価規準を評価者だけで決め、ステークホルダー・受益者の「何が重要か」という価値観が反映されない
- 総合判断の方法(各次元の統合ルール)を決めずに次元別評点だけで終わり、結論が出ない
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。NPO職員研修で作成した計画案について、問いと指標の対応を4水準で確認します。
基本情報
- 事業名・評価名
- 評価計画づくり研修(仮想)
- 評価目的(総合判断 / 次元別評価 / その他)
- 次元別の改善助言
- 作成者
- 講師と職員代表
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 選抜ではなく計画の改善に使う評価です。
評価規準の設定
| 規準名 | この規準が重要な理由 | 重み(%)または優先度 |
|---|---|---|
| 問いと指標の対応 | 集めた情報で評価の問いに答えられるため | 最優先 |
| 収集可能性 | 担当と情報源がなくては運用できないため | 必須条件 |
記入理由: 加点で必須条件の欠如を隠さない設計にします。
ルーブリック本体
| 規準 | 水準4(優れている) | 水準3(十分) | 水準2(部分的に達成) | 水準1(要改善) |
|---|---|---|---|---|
| 問いと指標の対応 | 各問いに指標と判断基準があり、限界も説明できる | 各問いに対応する指標と判断基準がある | 指標はあるが一部の問いとの対応が不明 | 問いがなく指標の列挙のみ |
| 収集可能性 | 情報源・時期・担当が確定し試行済み | 情報源・時期・担当が具体化している | 三要素のいずれかが未定 | 収集計画がない |
記入理由: 隣接する水準を証拠の有無で見分けられるようにします。
総合判断ルール
記入理由: この研修での用途に合わせた合意案です。
完成チェック
- ☑ 確認済み: 全ての規準に全ての水準の記述子が記入されている
- ☑ 確認済み: 記述子は観察可能な具体的な特徴・証拠で書かれている
- ☑ 確認済み: 曖昧な形容詞(「概ね」「かなり」)を使っていない
- ☑ 確認済み: ステークホルダー・受益者の価値観が規準に反映されている
- ☑ 確認済み: 総合判断に至るルール(統合方法)が明記されている
- ☑ 確認済み: パイロットテストを実施した(または計画している)
記入理由: 職員代表と作成した仮想例で、次回研修前に計画案2件へ試行する予定です。
判断で間違えやすいこと
水準3を「概ね良い」とだけ書く
見直し方: 問い・指標・判断基準が対応している状態を書く
理由: 異なる評価者が同じ証拠を検討できるためです。
必要な情報源がない計画を他項目の高得点で合格にする
見直し方: 収集可能性を必須条件として別に判定する
理由: 平均が重大な欠陥を隠す場合があるためです。
参照資料と確認箇所
- RubricsBetterEvaluation
- 参照箇所
- 本文; Advice for choosing this method; Advice for using this method
- 本文との対応
- 水準記述は試行し、複数の評価者が使ったときの判断の一貫性を確認します。
このページの引用情報
更新履歴
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。


