WORKSHEET GUIDE
記入前に、使いどころと完成条件を確認
合成コントロール法 設計シートは、合成コントロール法を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安はデータ収集に1〜4週間、分析・検証に2〜4週間。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 地域・国・企業など単一または少数ユニットへの政策効果を評価したい(例:特定都市への産業政策、特定国の規制改革)
- 介入を受けなかった類似ユニットのデータが複数あり、介入前に長期のパネルデータが入手できる
- DiDの平行トレンド仮定を満たすシングルな対照群が存在せず、複数のユニットを組み合わせたほうが介入前の適合が良い
参加者と準備
計量経済学・統計の専門家1〜2名。Rの Synth パッケージ等を使用する技術的なスキルが必要
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報評価の基本情報を記入してください
- 2. 介入ユニットとドナープールの定義介入ユニットとドナープールの選定根拠を記入する
- 3. 合成に使用する変数加重最適化に使う変数とその根拠を記入する
- 4. 介入前フィットの評価合成後の介入前フィットの結果を記入する
- 5. 設計チェックリスト
完成の目安
- 合成コントロールのパス図(介入ユニット実績値 vs 合成対照群の時系列)
- ドナー加重リスト(各ドナーの加重)
- 介入後のギャップ(効果の大きさ)の推定値
レビュー時の注意
- ドナープールに介入の影響を受けたユニットを含める——合成対照群が純粋な反事実を表さなくなる。ドナーの選択根拠を明示し、影響を受けた可能性のあるユニットは除外する
- 介入後の変数を合成の基準に含める——加重の最適化には必ず介入前のデータのみを使う。介入後の情報を使うと推定が循環し意味をなさない
- プラセボ検定を省略する——視覚的に大きなギャップに見えても、ドナー全体のギャップ分布と比較しなければ偶然性を排除できない
EvalCompass Worksheet
合成コントロール法 設計シート
手法: 合成コントロール法(Synthetic Control Method)
合成コントロール法の信頼性は介入前のフィットの質とドナープールの適切な選択に依存します。このシートで設計上の決定事項を記録してください。
基本情報
評価の基本情報を記入してください
介入ユニットとドナープールの定義
介入ユニットとドナープールの選定根拠を記入する
| ユニット名 | 区分(介入/ドナー) | 選定理由・除外理由 |
|---|---|---|
合成に使用する変数
加重最適化に使う変数とその根拠を記入する
介入前フィットの評価
合成後の介入前フィットの結果を記入する