WORKSHEET GUIDE
記入前に、使いどころと完成条件を確認
バランスト・スコアカード設計シートは、バランスト・スコアカードを会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安は設計:2〜4週間 / 運用体制の定着:6か月〜1年。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 組織の中長期戦略を現場の日常業務と指標でつなぎたいとき
- 財務指標だけでは捉えられない顧客満足・組織能力などを総合的に管理したいとき
- 非営利・行政組織でミッション達成の多面的な進捗を可視化したいとき
参加者と準備
経営幹部・戦略担当部門(設計)、全管理職(カスケード)。外部BSCコンサルタントを設計フェーズに起用することが多い
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報組織・事業の基本属性を記入する
- 2. 4視点の戦略目標と指標各視点に戦略目標3〜5個、先行・遅行指標、目標値、主要イニシアチブを記入する
- 3. 戦略マップ(因果連鎖メモ)4視点の目標間の「Aが向上すれば→Bが実現する→Cにつながる」という因果の流れを文章で記述する
- 4. 設計品質チェックスコアカードの完成度を確認する
完成の目安
- 戦略マップ
- バランスト・スコアカード(4視点の指標・目標値・イニシアチブ一覧)
- 定期スコアカードレポート
レビュー時の注意
- 指標の数が増えすぎて「ランキングカード」になりBSCの戦略的機能が失われる — 視点ごと3〜5指標が目安
- 経営幹部だけが使い現場に伝わらない — カスケードダウンなしでは戦略が浮いた概念のまま
- 一度設計したら見直さない — 年次での戦略・指標の妥当性レビューが不可欠
EvalCompass Worksheet
バランスト・スコアカード設計シート
手法: バランスト・スコアカード(Balanced Scorecard)
組織のミッション・ビジョン・中長期目標を事前に整理してから記入してください。4視点を埋めた後に戦略マップの因果連鎖を確認します。
基本情報
組織・事業の基本属性を記入する
4視点の戦略目標と指標
各視点に戦略目標3〜5個、先行・遅行指標、目標値、主要イニシアチブを記入する
| 視点 | 戦略目標 | 先行指標(Leading) | 遅行指標(Lagging) | 目標値・期限 | 主要イニシアチブ |
|---|---|---|---|---|---|
戦略マップ(因果連鎖メモ)
4視点の目標間の「Aが向上すれば→Bが実現する→Cにつながる」という因果の流れを文章で記述する
設計品質チェック
スコアカードの完成度を確認する