内容分析 コードブック・信頼性確認シート

カテゴリの定義、例と除外例、判断が難しい場合の規則を記入してください。分析の目的と方式に合う信頼性確認を行い、コードブックや一致係数だけで品質を認定しないようにします。

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EvalCompass Worksheet

内容分析 コードブック・信頼性確認シート

手法: 内容分析(Content Analysis)
カテゴリの定義、例と除外例、判断が難しい場合の規則を記入してください。分析の目的と方式に合う信頼性確認を行い、コードブックや一致係数だけで品質を認定しないようにします。

基本情報

分析の枠組みを記入する

この項目の記入例(仮想例)

説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。

事業名・分析課題
申込の障壁
データの種類と件数(例:自由記述400件)
自由記述10件(仮想)
コーディング単位(文/段落/文書全体)
一人の回答全体。複数カテゴリ付与可
コーダー名と役割
AとBが同じ10件を独立分類
信頼性確認の方法(独立コーディング後比較等)
単位ごとの二値分類を比較
実施期間
2026年7月(仮想)

記入理由: カテゴリごとに有無を数えます。

コーディングフレーム(コードブック本体)

各カテゴリの定義・判断基準・典型例を記入する

この項目の記入例(仮想例)

説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。

カテゴリIDカテゴリ名定義(1〜2文)典型的な例(引用)非典型・除外例判断が難しいケースの扱い
C1操作上の障壁画面や入力操作で手続きが進まない経験入力の途中で画面が戻った(仮想)画面は簡単だった(仮想)理由不明は保留し原文を再確認

記入理由: 例と除外例を対にして定義します。

カテゴリIDカテゴリ名定義(1〜2文)典型的な例(引用)非典型・除外例判断が難しいケースの扱い

コーダー間信頼性の確認

信頼性サンプルのコーディング結果と一致率を記録する

この項目の記入例(仮想例)

説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。

カテゴリ名コーダーAの件数コーダーBの件数一致件数kappa / alpha係数・不一致内容の解釈と判断根拠
操作上の障壁陽性4/10陽性4/108/10:陽性一致3、陰性一致5κ=(0.8−0.52)/(1−0.52)=約0.583再検討。仮想の小標本で普遍的合否は決めない

記入理由: 件数だけではκを計算できないため一致内訳も示します。

カテゴリ名コーダーAの件数コーダーBの件数一致件数kappa / alpha係数・不一致内容の解釈と判断根拠

不一致箇所の検討記録

コーダー間で一致しなかった箇所について議論した結果を記録し、コードブックの改訂に活かす

この項目の記入例(仮想例)

説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。

2件で入力の困難か通信障害かの判断が分かれた。C1に通信切断を含むかを問いに照らして決め、定義を改訂して再分類する。

記入理由: 数値を上げるために機械的に合意せず概念を検討します。

完成チェック

この項目の記入例(仮想例)

説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。

  • ☑ 確認済み: 全カテゴリに定義・典型例・除外例を記載した
  • ☑ 確認済み: コーダー訓練セッションを実施した
  • ☑ 確認済み: 分析方式に合う信頼性確認を行い、κ・α等を使う場合は算出条件と解釈を記録した
  • ☑ 確認済み: 分析方式に合う信頼性確認の根拠を報告した(係数を使う場合はコーダー数・算出条件・解釈を含む)
  • ☑ 確認済み: カテゴリの相互排他性または多重割付の扱いを決定した
  • ☑ 確認済み: コーディング結果は元データと照合できる形で保存した

記入理由: この仮想例のκは約0.583です。算出条件と一致内訳に加え、不一致の内容を報告し、カテゴリの定義を再検討します。

記入前に、使いどころと完成条件を確認

内容分析 コードブック・信頼性確認シートは、内容分析を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:1〜3週間(コーディングフレーム開発・コーダー訓練・実施・信頼性検証を含む)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。

このシートが役立つ場面

  • 大量の自由記述回答・文書・報告書を体系的にカテゴリ分類し、頻度・傾向を把握したいとき
  • 複数のコーダーが分担して分析する必要があり、分析の再現性を担保したいとき
  • 政策文書・会議議事録・メディア報道を時系列や主体別に比較分析するとき

参加者と準備

分析リード1名+コーダー1〜3名(信頼性確認のため複数名が理想)。大規模データではコーダー訓練専任担当を設ける。

判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。

記入の順番

  1. 1. 基本情報分析の枠組みを記入する
  2. 2. コーディングフレーム(コードブック本体)各カテゴリの定義・判断基準・典型例を記入する
  3. 3. コーダー間信頼性の確認信頼性サンプルのコーディング結果と一致率を記録する
  4. 4. 不一致箇所の検討記録コーダー間で一致しなかった箇所について議論した結果を記録し、コードブックの改訂に活かす
  5. 5. 完成チェック

完成の目安

  • コードブック(カテゴリ定義・判断基準・典型例)
  • コーダー間信頼性係数(Cohen's kappa / Krippendorff's alpha)
  • カテゴリ別度数・割合一覧表(量的内容分析)

レビュー時の注意

  • コードブックの不十分な定義による恣意的コーディング — 困難を述べている発言という曖昧なカテゴリは判断がコーダーによって異なる。判断基準と典型例・非典型例をコードブックに明記する
  • 信頼性確認の根拠を報告しない — 独立した分類の一致を評価する場合はκ・α等の算出条件と解釈を示す。対話や合意形成による分析では、検討過程や判断の記録を示し、複数名という人数だけを品質の根拠にしない
  • カテゴリの相互排他性の欠如 — 1つのテキスト単位が複数カテゴリに属しうる設計では集計が複雑になる。コーディング単位とカテゴリ構造を事前に精緻化する
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
仮想例・実績ではありません

説明用の仮想例です。相談会の申込に関する自由記述10件を二人で分類する仮想例です。

基本情報

事業名・分析課題
申込の障壁
データの種類と件数(例:自由記述400件)
自由記述10件(仮想)
コーディング単位(文/段落/文書全体)
一人の回答全体。複数カテゴリ付与可
コーダー名と役割
AとBが同じ10件を独立分類
信頼性確認の方法(独立コーディング後比較等)
単位ごとの二値分類を比較
実施期間
2026年7月(仮想)

記入理由: カテゴリごとに有無を数えます。

コーディングフレーム(コードブック本体)

カテゴリIDカテゴリ名定義(1〜2文)典型的な例(引用)非典型・除外例判断が難しいケースの扱い
C1操作上の障壁画面や入力操作で手続きが進まない経験入力の途中で画面が戻った(仮想)画面は簡単だった(仮想)理由不明は保留し原文を再確認

記入理由: 例と除外例を対にして定義します。

コーダー間信頼性の確認

カテゴリ名コーダーAの件数コーダーBの件数一致件数kappa / alpha係数・不一致内容の解釈と判断根拠
操作上の障壁陽性4/10陽性4/108/10:陽性一致3、陰性一致5κ=(0.8−0.52)/(1−0.52)=約0.583再検討。仮想の小標本で普遍的合否は決めない

記入理由: 件数だけではκを計算できないため一致内訳も示します。

不一致箇所の検討記録

2件で入力の困難か通信障害かの判断が分かれた。C1に通信切断を含むかを問いに照らして決め、定義を改訂して再分類する。

記入理由: 数値を上げるために機械的に合意せず概念を検討します。

完成チェック

  • ☑ 確認済み: 全カテゴリに定義・典型例・除外例を記載した
  • ☑ 確認済み: コーダー訓練セッションを実施した
  • ☑ 確認済み: 分析方式に合う信頼性確認を行い、κ・α等を使う場合は算出条件と解釈を記録した
  • ☑ 確認済み: 分析方式に合う信頼性確認の根拠を報告した(係数を使う場合はコーダー数・算出条件・解釈を含む)
  • ☑ 確認済み: カテゴリの相互排他性または多重割付の扱いを決定した
  • ☑ 確認済み: コーディング結果は元データと照合できる形で保存した

記入理由: この仮想例のκは約0.583です。算出条件と一致内訳に加え、不一致の内容を報告し、カテゴリの定義を再検討します。

判断で間違えやすいこと

同じ単語を含めば同じカテゴリにする

見直し方: 文脈と除外規則を設ける

理由: 否定や異なる意味で同じ語が使われるためです。

二人の分類件数が同じなので一致したとする

見直し方: 同じ分析単位に同じコードを付けたかを照合する

理由: 総数が同じでも分類した箇所が違うことがあるためです。

内容更新: 資料確認日: (AI照合を含む)人の監修記録なし説明用の仮想例あり編集方針・確認範囲このページを引用訂正したい箇所を伝える

参照資料と確認箇所

  1. Content Analysis
    Columbia University Mailman School of Public Health
    参照箇所
    Conceptual Analysis / Reliability and Validity
    本文との対応
    概念の有無と語の出現回数を区別し、カテゴリへの割当規則と文脈を確認します。
    資料確認日: (AI照合を含む)

このページの引用情報

評価コンパス編集.「内容分析 コードブック・信頼性確認シート」. 評価コンパス, 2026-10-07更新. https://evalcompass.jun-nakatani.com/worksheets/content-analysis/
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更新履歴
  • — 定義と適用条件の出典を確認し、仮想事例、判断理由、全欄の記入例を追加。未確認の歴史・普及に関する断定を整理。 既存の手順・留意点も点検し、固定的な人数・閾値や制度の一般化を調整。 入力欄の位置・型・個数を保ち、フォームの固定条件や閾値の表記を修正。
  • — 独立内容点検(content-check-causal)に基づく訂正。信頼性係数の必須扱いを分析方式に応じた根拠の報告へ修正。