データ可視化 チャート選択チェックリスト
グラフを作る前に「1文でメッセージを言えるか」を確認してください。言えない場合は、データの整理か分析に立ち返る必要があります。チャートはメッセージを伝える手段です。
データ可視化 チャート選択チェックリスト
基本情報
可視化の目的と対象を確認する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 報告書名・プレゼン名
- 地域別申請状況
- 想定読者(統計リテラシーの水準)
- 地域の担当者と住民
- グラフの数(予定)
- 1図とデータ表
- 使用ツール(Excel/R/Tableau等)
- 表計算を想定
- 担当者・作成日
- 担当A/2026年7月(仮想)
記入理由: 読者が読み取る比較を絞ります。
グラフごとのチャート選択計画
各グラフについてメッセージとチャートタイプを設計する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| グラフNo. | 伝えたいメッセージ(1文) | データの種類(比較/割合/分布/関係/推移) | 選択するチャートタイプ | 変数(x軸・y軸・色分け等) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | BはAより申請率が10ポイント高い | 比較・割合 | 棒グラフ | 横軸:地域、縦軸:割合0〜100%、直接ラベル |
記入理由: 図表は仮想の設計で、実際の検索データではありません。
| グラフNo. | 伝えたいメッセージ(1文) | データの種類(比較/割合/分布/関係/推移) | 選択するチャートタイプ | 変数(x軸・y軸・色分け等) |
|---|---|---|---|---|
アクセシビリティ確認
各グラフのアクセシビリティ対応を確認する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| グラフNo. | 色覚多様性に配慮した配色と判別方法 | パターン/形状による区別 | モノクロ印刷で判別可能 | コントラスト比と適用基準(文字・図形別) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 単色と直接ラベルを使う | 地域名と値で区別 | 実レンダリングで確認予定 | 文字と図形で必要基準が異なる。配色決定後に実測予定 |
記入理由: 文字と図形に適用する基準を分け、実際の配色を決めた後に測定します。
| グラフNo. | 色覚多様性に配慮した配色と判別方法 | パターン/形状による区別 | モノクロ印刷で判別可能 | コントラスト比と適用基準(文字・図形別) |
|---|---|---|---|---|
完成チェック(全グラフ共通)
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: 全グラフにメッセージを示す行動タイトルを付けた
- ☑ 確認済み: 棒グラフはY軸を0から始めている
- ☐ 未確認: 構成比の図を比較目的に合わせて選び、円・棒・表等の読み取りやすさを確認した
- ☑ 確認済み: 3D効果・影などチャートジャンクを排除した
- ☐ 未確認: エラーバーまたは信頼区間を示した(統計的不確実性がある場合)
- ☐ 未確認: 色覚多様性(CVD)対応の配色を使った
- ☑ 確認済み: 注釈にデータ出典・測定年・サンプルサイズを記載した
- ☐ 未確認: 想定読者でメッセージと図の読み方を確認し、誤解や読みづらさを点検した
記入理由: 棒グラフを使う設計例です。チャートの比較目的は整理しましたが、実測の色・想定読者による読み取り確認は未実施です。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
データ可視化 チャート選択チェックリストは、データ可視化を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「数時間〜数日(データ準備・設計・作図・修正を含む)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 評価報告書・プレゼンテーションで、統計数値を読者が直感的に理解できる形に変換したいとき
- 複数グループ・時系列での変化のパターンを比較して見せたいとき
- 地域別・属性別のデータの空間的・カテゴリ的分布を把握・説明したいとき
参加者と準備
評価担当者1〜2名。Excel・R・Python・Tableau・Power BIのいずれかの作図スキルが必要。デザイン担当との協働が望ましい大規模報告書の場合は外注も検討。
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報可視化の目的と対象を確認する
- 2. グラフごとのチャート選択計画各グラフについてメッセージとチャートタイプを設計する
- 3. アクセシビリティ確認各グラフのアクセシビリティ対応を確認する
- 4. 完成チェック(全グラフ共通)
完成の目安
- 評価報告書用図表セット(本文挿入用・スライド用)
- チャートタイプ選択の根拠メモ(なぜこのチャートを選んだか)
- アクセシビリティ対応チェックリスト(CVD対応・コントラスト確認済み)
レビュー時の注意
- Y軸を0から始めないトリック — 棒グラフのY軸を0でなく途中から始めると、わずかな差が劇的に見える。棒グラフは必ず0から始める。折れ線グラフは文脈に応じて調整可
- 構成比を比較しづらい図にする。比較する対象と差の細かさを踏まえ、棒、円、表などを読者に試して選ぶ。
- 装飾優先のチャートジャンク — 3D効果・影・過剰な色・背景画像はデータの読み取りを妨げる。評価報告ではシンプルさが最大の誠実さ
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
説明用の仮想例です。仮想のA地域50%、B地域60%を棒グラフで比較する設計例です。
基本情報
- 報告書名・プレゼン名
- 地域別申請状況
- 想定読者(統計リテラシーの水準)
- 地域の担当者と住民
- グラフの数(予定)
- 1図とデータ表
- 使用ツール(Excel/R/Tableau等)
- 表計算を想定
- 担当者・作成日
- 担当A/2026年7月(仮想)
記入理由: 読者が読み取る比較を絞ります。
グラフごとのチャート選択計画
| グラフNo. | 伝えたいメッセージ(1文) | データの種類(比較/割合/分布/関係/推移) | 選択するチャートタイプ | 変数(x軸・y軸・色分け等) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | BはAより申請率が10ポイント高い | 比較・割合 | 棒グラフ | 横軸:地域、縦軸:割合0〜100%、直接ラベル |
記入理由: 図表は仮想の設計で、実際の検索データではありません。
アクセシビリティ確認
| グラフNo. | 色覚多様性に配慮した配色と判別方法 | パターン/形状による区別 | モノクロ印刷で判別可能 | コントラスト比と適用基準(文字・図形別) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 単色と直接ラベルを使う | 地域名と値で区別 | 実レンダリングで確認予定 | 文字と図形で必要基準が異なる。配色決定後に実測予定 |
記入理由: 文字と図形に適用する基準を分け、実際の配色を決めた後に測定します。
完成チェック(全グラフ共通)
- ☑ 確認済み: 全グラフにメッセージを示す行動タイトルを付けた
- ☑ 確認済み: 棒グラフはY軸を0から始めている
- ☐ 未確認: 構成比の図を比較目的に合わせて選び、円・棒・表等の読み取りやすさを確認した
- ☑ 確認済み: 3D効果・影などチャートジャンクを排除した
- ☐ 未確認: エラーバーまたは信頼区間を示した(統計的不確実性がある場合)
- ☐ 未確認: 色覚多様性(CVD)対応の配色を使った
- ☑ 確認済み: 注釈にデータ出典・測定年・サンプルサイズを記載した
- ☐ 未確認: 想定読者でメッセージと図の読み方を確認し、誤解や読みづらさを点検した
記入理由: 棒グラフを使う設計例です。チャートの比較目的は整理しましたが、実測の色・想定読者による読み取り確認は未実施です。
判断で間違えやすいこと
棒の軸を切って差を大きく見せる
見直し方: 0からの軸と差の注記を使う
理由: 棒の長さが数量比を誤って伝えるためです。
色の凡例だけで系列を区別する
見直し方: 直接ラベルや線種、表・代替説明を加える
理由: 色を認識しづらい人や読み上げ利用者も情報を得られるためです。
参照資料と確認箇所
- Axes and gridlinesOffice for National Statistics
- 参照箇所
- Axis start point / Consistent axis scales
- 本文との対応
- 棒の長さが示す量を歪めない軸を使い、単位と図の内容を文章でも伝えます。
- Chart textOffice for National Statistics
- 参照箇所
- Chart alternative text / Sources / Axis titles
- 本文との対応
- 棒の長さが示す量を歪めない軸を使い、単位と図の内容を文章でも伝えます。
このページの引用情報
更新履歴
- — 定義と適用条件の出典を確認し、仮想事例、判断理由、全欄の記入例を追加。未確認の歴史・普及に関する断定を整理。 既存の手順・留意点も点検し、固定的な人数・閾値や制度の一般化を調整。 入力欄の位置・型・個数を保ち、フォームの固定条件や閾値の表記を修正。
- — 独立内容点検(content-check-causal)に基づく訂正。軸のゼロ始点の留意点を棒・面積の図に限定し、折れ線・散布図の文脈に応じた範囲設定を明記。


