WORKSHEET GUIDE
記入前に、使いどころと完成条件を確認
FGD進行台本テンプレートは、フォーカス・グループ・ディスカッションを会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安は準備1〜2週間、実施1セッション90〜120分、分析2〜3週間。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- ある話題についてのグループ内の多様な意見・共通認識・対立軸を探りたい
- プログラムの受益者・利害関係者が事業についてどう認識しているかを把握したい
- 個人インタビューでは話しにくいトピックをグループの雰囲気で引き出したい
参加者と準備
モデレーター1名(経験者必須)、サブモデレーター/記録担当1名。参加者6〜10名/グループ。複数グループを設定するのが標準
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. セッション基本情報各セッションごとに記入
- 2. グラウンドルール(冒頭に読み上げる)セッション開始時に全員に伝えるルールを確認
- 3. ディスカッションガイド(時間配分付き)各質問の所要目安時間を( )に記入する
- 4. 発言記録フォームサブモデレーターがリアルタイムで記録(参加者に仮名コード P1〜P10 を付与)
- 5. セッション後の振り返りメモ終了直後にモデレーター・サブモデレーターで記録する
完成の目安
- FGD逐語録(グループ別)
- 観察メモ・フィールドノート
- テーマ分析レポート(グループ間比較を含む)
レビュー時の注意
- 「多数派意見=真実」と解釈する誤り — FGDはグループ内の合意形成プロセスそのものがデータ。少数意見の記録を怠らない
- 参加者の権力差を見落とす — 上司と部下、専門家と当事者の混在は自由な対話を阻害する。グループ構成を事前に精査する
- モデレーターが自分の仮説を確認する方向に誘導する — ガイドをレビューし、中立的な問い方を徹底する
EvalCompass Worksheet
FGD進行台本テンプレート
手法: フォーカス・グループ・ディスカッション(Focus Group Discussion)
このシートは印刷してモデレーターがセッション中に参照します。所要時間は各ステップに配分してください(合計90〜120分を目安に)。
セッション基本情報
各セッションごとに記入
グラウンドルール(冒頭に読み上げる)
セッション開始時に全員に伝えるルールを確認
ディスカッションガイド(時間配分付き)
各質問の所要目安時間を( )に記入する
| 質問番号 | 質問文(オープン形式) | プローブ例 | 目安時間(分) |
|---|---|---|---|
発言記録フォーム
サブモデレーターがリアルタイムで記録(参加者に仮名コード P1〜P10 を付与)
| 時刻 | 発言者コード | 主な発言内容(要点) | グループの反応・メモ |
|---|---|---|---|
セッション後の振り返りメモ
終了直後にモデレーター・サブモデレーターで記録する