WORKSHEET GUIDE
記入前に、使いどころと完成条件を確認
ゴールフリー評価 実施チェックシートは、ゴールフリー評価を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安は事業規模による。目標情報なしでの評価設計に追加で1〜2週間の準備を要する。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 事業の非意図的効果・副作用(ポジティブ・ネガティブ両方)を網羅的に把握したいとき
- 説明責任評価で、実施機関の自己申告目標に評価が縛られないようにしたいとき
- 目標設定が恣意的である可能性があり、独立した外部評価が求められるとき
参加者と準備
外部評価者(事業目標に接触していない独立した人物)。依頼者側は情報管理の担当者を指定する
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 【依頼者記入欄】情報管理計画評価者に開示しない情報と、その管理方法を記録する(評価完了まで評価者に見せない)
- 2. 【評価者記入欄】独立ニーズアセスメント事業目標を参照せずに実施した受益者・地域のニーズ調査の結果を記入する
- 3. 【評価者記入欄】観察された効果一覧プログラムが生じさせた全ての変化を、意図的・非意図的を問わず記録する
- 4. 【評価者記入欄】ニーズへの貢献評価各効果がニーズアセスメントで特定したニーズをどれだけ満たしているかを評価する
- 5. 【評価完了後】目標との照合(任意)評価者が評価を完了した後、依頼者が目標情報を開示し、比較する
完成の目安
- 独立ニーズアセスメント記録
- 観察された効果の全体リスト(意図的・非意図的)
- ニーズへの貢献評価レポート
レビュー時の注意
- 「目標を知らない」という形式を守りながら、評価者が実質的に目標を推測して目標達成度評価をしてしまう
- ニーズアセスメントを省略し、評価者の主観的判断で「これが良い変化」と決めてしまう
- 完全なGFEを目指して情報管理が複雑になり、評価チームのコミュニケーションが機能不全になる
EvalCompass Worksheet
ゴールフリー評価 実施チェックシート
手法: ゴールフリー評価(Goal-Free Evaluation)
このシートは依頼者側と評価者側が別々に管理します。【依頼者記入欄】と【評価者記入欄】を明確に分け、評価完了まで情報を共有しないでください。
【依頼者記入欄】情報管理計画
評価者に開示しない情報と、その管理方法を記録する(評価完了まで評価者に見せない)
| 開示しない情報の種類 | 保管・管理方法 | 開示解禁のタイミング |
|---|---|---|
【評価者記入欄】独立ニーズアセスメント
事業目標を参照せずに実施した受益者・地域のニーズ調査の結果を記入する
| ニーズの内容 | 対象グループ | ニーズの根拠(情報源) | 重要度(高/中/低) |
|---|---|---|---|
【評価者記入欄】観察された効果一覧
プログラムが生じさせた全ての変化を、意図的・非意図的を問わず記録する
| 観察された効果・変化 | 対象グループ | ポジティブ/ネガティブ | 情報源・根拠 |
|---|---|---|---|
【評価者記入欄】ニーズへの貢献評価
各効果がニーズアセスメントで特定したニーズをどれだけ満たしているかを評価する
| 効果・変化 | 対応するニーズ | 貢献度(高/中/低/マイナス) | 評価の根拠 |
|---|---|---|---|
【評価完了後】目標との照合(任意)
評価者が評価を完了した後、依頼者が目標情報を開示し、比較する