アウトカムマッピング プログレスマーカーシート
バウンダリーパートナーの望む行動変化からプログレスマーカーを記入します。段階は変化の深まりを示します。予定時期欄は固定期限を強制せず、必要な場合は確認頻度を記入してください。
アウトカムマッピング プログレスマーカーシート
基本情報
プログラムとバウンダリーパートナーの基本情報
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- プログラム名
- 相談連携改善(仮想)
- バウンダリーパートナー名・種別
- 窓口B・直接協働する地域機関
- 対象期間
- 2026年度
- 作成日・作成者
- 2026年9月13日/連携担当
記入理由: 誰の変化を追うかを特定します。
アウトカムチャレンジ
このバウンダリーパートナーに期待する理想的な行動変化を記述する(知識・態度でなく行動・関係・活動・政策の変化として)
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 事業側の実施計画ではなくパートナーの行動を記します。
プログレスマーカー
3段階の変化マーカーを具体的に記入する。各マーカーは「バウンダリーパートナーが〜する/〜になる」の形で書く
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 段階 | マーカーの内容(行動変化として具体的に) | 達成予定時期の目安 | モニタリング方法 |
|---|---|---|---|
| expect to see | Bが紹介中断事例の振り返りに参加する | 固定期限は置かず月次に確認 | 会議記録とBの説明 |
| like to see | Bが事前連絡を手順に組み込み改善案を提案する | 変化の深まりとして確認 | 改訂手順・提案記録 |
| love to see | Bが別の窓口と自主的に学びを共有する | 到達を強制する期限は設定しない | Bが主催した共有の記録 |
記入理由: 元フォームの予定時期欄は期限を強制せず確認頻度に使います。
| 段階 | マーカーの内容(行動変化として具体的に) | 達成予定時期の目安 | モニタリング方法 |
|---|---|---|---|
モニタリング記録欄
定期レビュー時(四半期ごと等)に各マーカーの進捗を記録する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 記録日 | 達成・変化の内容(エビデンスを含む) | 備考・課題 |
|---|---|---|
| 2026年9月末 | Bが中断事例を持参し、同意確認の方法を提案(仮想議事録) | 他機関への自主共有はまだ確認されていない |
記入理由: 進展と未観察を分けます。
| 記録日 | 達成・変化の内容(エビデンスを含む) | 備考・課題 |
|---|---|---|
プログレスマーカー品質チェック
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: expect to see は最低限でも達成したい基礎的行動変化として書かれている
- ☑ 確認済み: love to see は理想的・革新的な変化であり、活動リストになっていない
- ☑ 確認済み: 全マーカーが「バウンダリーパートナーの行動」として書かれている(プログラムの活動ではない)
- ☑ 確認済み: モニタリング方法が実現可能な範囲で設定されている
記入理由: 全てBの行動として記述した設計例です。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
アウトカムマッピング プログレスマーカーシートは、アウトカムマッピングを会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:設計ワークショップ2〜3日+継続モニタリング(プログラム期間全体)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 長期的なソーシャルチェンジを目指すが、プログラム自身がインパクトに直接責任を持てない場合
- 特定のパートナー(政府機関・地域組織・研究者等)の行動変化をモニタリングしたい
- プログラムの設計段階から関係者参加で理論を構築し、評価枠組みを一体化したい
参加者と準備
プログラムスタッフ全員(設計段階)、バウンダリーパートナー代表者(可能であれば)、外部ファシリテーター1名。設計ワークショップには10〜20名
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報プログラムとバウンダリーパートナーの基本情報
- 2. アウトカムチャレンジこのバウンダリーパートナーに期待する理想的な行動変化を記述する(知識・態度でなく行動・関係・活動・政策の変化として)
- 3. プログレスマーカー3段階の変化マーカーを具体的に記入する。各マーカーは「バウンダリーパートナーが〜する/〜になる」の形で書く
- 4. モニタリング記録欄定期レビュー時(四半期ごと等)に各マーカーの進捗を記録する
- 5. プログレスマーカー品質チェック
完成の目安
- アウトカムチャレンジ一覧
- プログレスマーカー台帳(バウンダリーパートナー別)
- アウトカムジャーナル(継続記録)
レビュー時の注意
- プログレスマーカーを「活動リスト」として書いてしまう — 必ず「バウンダリーパートナーが何をする・どうなる」という行動変化として記述する
- 関わる相手を多く挙げすぎて記録が続かない。直接の関係と評価の用途に応じて追跡範囲を決める。
- 設計後にモニタリングと更新を怠り、「設計書だけ立派で評価に使えない」状態になる
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。相談支援団体が、直接協働する窓口Bの紹介実務の変化を追います。
基本情報
- プログラム名
- 相談連携改善(仮想)
- バウンダリーパートナー名・種別
- 窓口B・直接協働する地域機関
- 対象期間
- 2026年度
- 作成日・作成者
- 2026年9月13日/連携担当
記入理由: 誰の変化を追うかを特定します。
アウトカムチャレンジ
記入理由: 事業側の実施計画ではなくパートナーの行動を記します。
プログレスマーカー
| 段階 | マーカーの内容(行動変化として具体的に) | 達成予定時期の目安 | モニタリング方法 |
|---|---|---|---|
| expect to see | Bが紹介中断事例の振り返りに参加する | 固定期限は置かず月次に確認 | 会議記録とBの説明 |
| like to see | Bが事前連絡を手順に組み込み改善案を提案する | 変化の深まりとして確認 | 改訂手順・提案記録 |
| love to see | Bが別の窓口と自主的に学びを共有する | 到達を強制する期限は設定しない | Bが主催した共有の記録 |
記入理由: 元フォームの予定時期欄は期限を強制せず確認頻度に使います。
モニタリング記録欄
| 記録日 | 達成・変化の内容(エビデンスを含む) | 備考・課題 |
|---|---|---|
| 2026年9月末 | Bが中断事例を持参し、同意確認の方法を提案(仮想議事録) | 他機関への自主共有はまだ確認されていない |
記入理由: 進展と未観察を分けます。
プログレスマーカー品質チェック
- ☑ 確認済み: expect to see は最低限でも達成したい基礎的行動変化として書かれている
- ☑ 確認済み: love to see は理想的・革新的な変化であり、活動リストになっていない
- ☑ 確認済み: 全マーカーが「バウンダリーパートナーの行動」として書かれている(プログラムの活動ではない)
- ☑ 確認済み: モニタリング方法が実現可能な範囲で設定されている
記入理由: 全てBの行動として記述した設計例です。
判断で間違えやすいこと
マーカーを「団体が研修を3回行う」と書く
見直し方: 研修後にパートナーがどんな行動を取るかを書く
理由: モニタリングの中心は相手の変化だからです。
3段階を短・中・長期の必達期限に置き換える
見直し方: 期待する反応から主体的な変化への深まりとして扱う
理由: 時期だけでは行動変化の質を表せないためです。
参照資料と確認箇所
- Outcome MappingBetterEvaluation
- 参照箇所
- Key concepts in Outcome Mapping; Intentional design; Outcome and performance monitoring
- 本文との対応
- プログレスマーカーは相手の行動の進展を示し、固定的な割合や期限の指標とは区別します。
このページの引用情報
更新履歴
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。
- — 内容確認 FW-01 に基づき、断定・固定条件または記入シートと例の不整合を最小修正。入力欄の数・順序・ラベル・セクション構造を維持。未確認資料の確認状態は変更していない。


