リアリスト評価 CMO構成シート
「何が・誰に・どんな状況で・なぜ効くか」を問います。まずContext(文脈)・Mechanism(メカニズム)・Outcome(成果)の各要素を定義し、CMO仮説を複数立案してください。
リアリスト評価 CMO構成シート
基本情報
評価対象プログラムとリサーチクエスチョンを記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- プログラム名
- 評価計画研修(仮想)
- CMOリサーチクエスチョン(「何が・誰に・どこで・なぜ効くか」の形式で)
- どんな職場条件で研修の計画案が使われ、なぜそうなるか
- 評価チーム
- 評価担当と研修担当
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 平均点より条件と反応の違いを問います。
CMO要素の定義
この評価で扱うContext・Mechanism・Outcomeの具体的な内容を定義する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 要素 | 定義(この評価での意味) | 測定・確認方法 |
|---|---|---|
| C | 計画を議題にできる会議と上司の協力 | 会議記録・職員面談 |
| M | 自分の事業の計画案という資源により、使える見通しと自信が生じる | 活用時の判断を尋ねる面談 |
| O | 会議で計画を使い、収集項目を決める | 会議資料と決定記録 |
記入理由: 活動・文脈・反応・結果を区別します。
| 要素 | 定義(この評価での意味) | 測定・確認方法 |
|---|---|---|
CMO仮説一覧
「もし〔C〕という文脈で、〔M〕のメカニズムが機能すれば、〔O〕の成果が生じるだろう」の形式で複数の仮説を立案する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 仮説番号 | Context(文脈条件) | Mechanism(認知・感情・選択の変化) | Outcome(期待される成果) | 根拠・出典 |
|---|---|---|---|---|
| H1 | 定例会議で改善を提案できる | 研修で作った案を見て、説明できる見通しを持つ | 職員が計画を会議に持ち込み項目を決める | 本例の検証前の仮説 |
記入理由: 仮説を既存研究で証明済みの説明と見せません。
| 仮説番号 | Context(文脈条件) | Mechanism(認知・感情・選択の変化) | Outcome(期待される成果) | 根拠・出典 |
|---|---|---|---|---|
仮説検証計画
各CMO仮説をどのデータで検証するかを記入する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 仮説番号 | C確認のデータ源 | M確認のデータ源 | O確認のデータ源 | 検証時期 |
|---|---|---|---|---|
| H1 | 議題設定の規則・上司面談 | 受講者の活用時の判断の聞き取り | 会議議事録・改訂計画 | 研修3か月後 |
記入理由: 各要素に合う情報源を選びます。
| 仮説番号 | C確認のデータ源 | M確認のデータ源 | O確認のデータ源 | 検証時期 |
|---|---|---|---|---|
CMO検証結果(分析後に記入)
各仮説の検証結果を記入し、精緻化されたCMO構成をまとめる
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 仮説番号 | 検証結果(支持/部分支持/棄却) | 修正後のCMO構成 | 移植可能性への含意 |
|---|---|---|---|
| H1 | 部分支持(仮想分析) | 会議があっても計画案が業務課題に合わない場合は不使用。職務との適合をCに追加 | 会議設置だけを他組織に導入しても不十分 |
記入理由: 反例から理論を具体化します。
| 仮説番号 | 検証結果(支持/部分支持/棄却) | 修正後のCMO構成 | 移植可能性への含意 |
|---|---|---|---|
記入前に、使いどころと完成条件を確認
リアリスト評価 CMO構成シートは、リアリスト評価を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:文献レビューとCMO仮説構築に2〜4週間。実証フェーズは数ヶ月〜1年以上」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 「なぜこのプログラムが(この場所では)効いたのか、あの場所では効かなかったのか」を説明したいとき
- 文脈の異なる場所への移植・スケールアップを検討する際に、移植可能性を判断したいとき
- 既存の評価・研究から「効くメカニズム」を体系的に学習したいとき(リアリスト合成)
参加者と準備
評価研究者(量的・質的の両方の素養を検討する)、プログラム理論の知見者、現場実施者。文献レビューは計画例として1〜2名の研究者
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報評価対象プログラムとリサーチクエスチョンを記入
- 2. CMO要素の定義この評価で扱うContext・Mechanism・Outcomeの具体的な内容を定義する
- 3. CMO仮説一覧「もし〔C〕という文脈で、〔M〕のメカニズムが機能すれば、〔O〕の成果が生じるだろう」の形式で複数の仮説を立案する
- 4. 仮説検証計画各CMO仮説をどのデータで検証するかを記入する
- 5. CMO検証結果(分析後に記入)各仮説の検証結果を記入し、精緻化されたCMO構成をまとめる
完成の目安
- CMO仮説マップ
- CMO構成一覧(精緻化版)
- 文脈別効果分析
レビュー時の注意
- 「CMO構成を作った」ことで満足し、仮説検証のデータ収集を怠る
- Mechanismをプログラム活動(「研修を実施する」)と混同する — MechanismはプログラムへのReasoningとResources(参加者の認知・感情・選択)
- 文脈変数を「都市/農村」など粗い分類で終わらせ、メカニズムに影響する具体的な文脈要素を特定しない
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。評価計画研修後に計画を使った組織と使わなかった組織を比較します。
基本情報
- プログラム名
- 評価計画研修(仮想)
- CMOリサーチクエスチョン(「何が・誰に・どこで・なぜ効くか」の形式で)
- どんな職場条件で研修の計画案が使われ、なぜそうなるか
- 評価チーム
- 評価担当と研修担当
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 平均点より条件と反応の違いを問います。
CMO要素の定義
| 要素 | 定義(この評価での意味) | 測定・確認方法 |
|---|---|---|
| C | 計画を議題にできる会議と上司の協力 | 会議記録・職員面談 |
| M | 自分の事業の計画案という資源により、使える見通しと自信が生じる | 活用時の判断を尋ねる面談 |
| O | 会議で計画を使い、収集項目を決める | 会議資料と決定記録 |
記入理由: 活動・文脈・反応・結果を区別します。
CMO仮説一覧
| 仮説番号 | Context(文脈条件) | Mechanism(認知・感情・選択の変化) | Outcome(期待される成果) | 根拠・出典 |
|---|---|---|---|---|
| H1 | 定例会議で改善を提案できる | 研修で作った案を見て、説明できる見通しを持つ | 職員が計画を会議に持ち込み項目を決める | 本例の検証前の仮説 |
記入理由: 仮説を既存研究で証明済みの説明と見せません。
仮説検証計画
| 仮説番号 | C確認のデータ源 | M確認のデータ源 | O確認のデータ源 | 検証時期 |
|---|---|---|---|---|
| H1 | 議題設定の規則・上司面談 | 受講者の活用時の判断の聞き取り | 会議議事録・改訂計画 | 研修3か月後 |
記入理由: 各要素に合う情報源を選びます。
CMO検証結果(分析後に記入)
| 仮説番号 | 検証結果(支持/部分支持/棄却) | 修正後のCMO構成 | 移植可能性への含意 |
|---|---|---|---|
| H1 | 部分支持(仮想分析) | 会議があっても計画案が業務課題に合わない場合は不使用。職務との適合をCに追加 | 会議設置だけを他組織に導入しても不十分 |
記入理由: 反例から理論を具体化します。
判断で間違えやすいこと
Mに「研修を2回実施」と書く
見直し方: 提供した演習が参加者の判断にどう作用したかを書く
理由: 実施活動とメカニズムを区別するためです。
成功した1組織のCMOを全組織に適用する
見直し方: 異なる条件と不使用の例を調べ仮説を改訂する
理由: 文脈によって反応が変わることを検討する手法だからです。
参照資料と確認箇所
- Supplementary Guide: Realist evaluationHM Treasury / Evaluation Task Force · 2026
- 参照箇所
- 3. Developing realist theory: Context, mechanism and outcome; 5. Applying the realist frame to evaluation
- 本文との対応
- メカニズムは事業の資源・機会と、それに対する人の反応を組み合わせて考えます。
このページの引用情報
更新履歴
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。


