ステークホルダー分析シート
「誰がこの事業・評価に関係するか」を広く洗い出してから、権力×関心マトリクスに配置し、各グループへの関与戦略を決めてください。受益者・周辺化グループを意識的に含めること。
ステークホルダー分析シート
基本情報
分析対象の事業・評価の概要を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 事業名/評価名
- 地域相談窓口評価(仮想)
- 分析実施日
- 2026年9月13日
- 実施者
- 評価担当・住民協力者
- 分析スコープ(事業全体/評価設計等)
- 評価設計と結果の活用
記入理由: 対象範囲を事業運営全般と区別します。
ステークホルダー一覧
全ての関係者をリストアップし、属性を記入する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| ステークホルダー名・グループ | 役割・立場 | 主な関心事 | 評価への影響力(高・中・低) | 評価への関心(高・中・低) |
|---|---|---|---|---|
| 利用者 | 支援を受ける人 | 秘密保持と相談のしやすさ | 低 | 高 |
| 未利用者 | 支援が届いていない可能性のある人 | 知られずに相談できるか | 低 | 中 |
| 予算責任者 | 事業継続を判断 | 資源配分と成果 | 高 | 高 |
| 連携窓口 | 紹介先 | 紹介負担と受入能力 | 中 | 高 |
記入理由: 役割と関心は本人への確認前の仮説です。
| ステークホルダー名・グループ | 役割・立場 | 主な関心事 | 評価への影響力(高・中・低) | 評価への関心(高・中・低) |
|---|---|---|---|---|
権力×関心マトリクス(4象限の配置と関与戦略)
4象限のどこに誰を置くかを記述し、関与戦略を決める
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 象限(高権力×高関心 など) | 該当ステークホルダー | 関与戦略(具体的アクション) |
|---|---|---|
| 高権力×高関心 | 予算責任者 | 問いと利用時期を合意 |
| 低権力×高関心 | 利用者 | 個別に意見を聞き、結果の解釈にも招く |
| 低権力×中関心 | 未利用者 | 支援受給に影響しない任意の聞き取りを案内 |
記入理由: 参加の負担を抑え、低影響力の人の情報経路を作ります。
| 象限(高権力×高関心 など) | 該当ステークホルダー | 関与戦略(具体的アクション) |
|---|---|---|
周辺化グループへの対応
「低権力・低関心」に分類されても声を収集すべきグループと方法を記述
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 同じ会議への招待だけでは参加の障壁が残るためです。
完成チェック
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: 受益者・エンドユーザーがリストに含まれている
- ☑ 確認済み: 反対・抵抗しうる関係者もリストに含まれている
- ☑ 確認済み: 周辺化グループへの特別な関与方法を検討した
- ☐ 未確認: 全ての象限に対応する関与戦略を記載した
記入理由: 未特定の関係者がいる可能性があり、連携先への確認後に分析を更新します。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
ステークホルダー分析シートは、ステークホルダー分析を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:半日〜1日(ワークショップ形式)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 評価設計の初期段階で、誰の視点・ニーズを評価クエスチョンに反映すべきかを整理したいとき
- 参加型評価・コミュニティ評価で、誰を参加メンバーに含めるかを決定する前
- 複数機関・多セクターが関与する事業で、各関係者の役割と利害を把握したいとき
参加者と準備
評価担当者・事業管理者・現場スタッフ。外部有識者を交えた場合はバイアスを抑制できる。4〜8名のワークショップが計画例として
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報分析対象の事業・評価の概要を記入
- 2. ステークホルダー一覧全ての関係者をリストアップし、属性を記入する
- 3. 権力×関心マトリクス(4象限の配置と関与戦略)4象限のどこに誰を置くかを記述し、関与戦略を決める
- 4. 周辺化グループへの対応「低権力・低関心」に分類されても声を収集すべきグループと方法を記述
- 5. 完成チェック
完成の目安
- ステークホルダーリスト(属性・関心・影響力一覧)
- 権力×関心マトリクス図
- 関与戦略メモ
レビュー時の注意
- 受益者(最終的な変化を目指す人々)をステークホルダーリストに入れ忘れる、または「低関心・低権力」に分類して軽視する
- 組織・機関レベルの分析に終始し、その中の異なる立場・利害(ジェンダー・民族・年齢等)の違いを見落とす
- 分析結果を内部資料として扱い、関係者間での共有・検証を行わない
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。住民相談窓口を評価する前に、関係者の関与方法を整理します。
基本情報
- 事業名/評価名
- 地域相談窓口評価(仮想)
- 分析実施日
- 2026年9月13日
- 実施者
- 評価担当・住民協力者
- 分析スコープ(事業全体/評価設計等)
- 評価設計と結果の活用
記入理由: 対象範囲を事業運営全般と区別します。
ステークホルダー一覧
| ステークホルダー名・グループ | 役割・立場 | 主な関心事 | 評価への影響力(高・中・低) | 評価への関心(高・中・低) |
|---|---|---|---|---|
| 利用者 | 支援を受ける人 | 秘密保持と相談のしやすさ | 低 | 高 |
| 未利用者 | 支援が届いていない可能性のある人 | 知られずに相談できるか | 低 | 中 |
| 予算責任者 | 事業継続を判断 | 資源配分と成果 | 高 | 高 |
| 連携窓口 | 紹介先 | 紹介負担と受入能力 | 中 | 高 |
記入理由: 役割と関心は本人への確認前の仮説です。
権力×関心マトリクス(4象限の配置と関与戦略)
| 象限(高権力×高関心 など) | 該当ステークホルダー | 関与戦略(具体的アクション) |
|---|---|---|
| 高権力×高関心 | 予算責任者 | 問いと利用時期を合意 |
| 低権力×高関心 | 利用者 | 個別に意見を聞き、結果の解釈にも招く |
| 低権力×中関心 | 未利用者 | 支援受給に影響しない任意の聞き取りを案内 |
記入理由: 参加の負担を抑え、低影響力の人の情報経路を作ります。
周辺化グループへの対応
記入理由: 同じ会議への招待だけでは参加の障壁が残るためです。
完成チェック
- ☑ 確認済み: 受益者・エンドユーザーがリストに含まれている
- ☑ 確認済み: 反対・抵抗しうる関係者もリストに含まれている
- ☑ 確認済み: 周辺化グループへの特別な関与方法を検討した
- ☐ 未確認: 全ての象限に対応する関与戦略を記載した
記入理由: 未特定の関係者がいる可能性があり、連携先への確認後に分析を更新します。
判断で間違えやすいこと
影響力が低い未利用者を対象から外す
見直し方: 届いていない理由を知る情報源として参加方法を検討する
理由: 決裁権と経験の重要性は別だからです。
事務局の推測を本人の関心として固定する
見直し方: 分析表に仮説と確認済みの区別を付け、本人に確認する
理由: 関心は立場だけから確定できないためです。
参照資料と確認箇所
- Stakeholder mapping and analysisBetterEvaluation
- 参照箇所
- 本文; Advice for using this method
- 本文との対応
- 支持者だけでなく反対者や、評価の結果新たに関係する人も特定します。
このページの引用情報
更新履歴
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。


