UFE 利用者・利用目的 特定シート
このシートは評価設計の最初のステップです。「誰が何のためにこの評価を使うか」を具体的に決めることが、評価全体の方向性を決定します。
UFE 利用者・利用目的 特定シート
基本情報
評価の概要を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 評価対象事業名
- 地域相談窓口(仮想)
- 評価実施時期
- 2026年9~11月
- 評価者名
- 評価担当A
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 会議に間に合う評価日程を設定します。
ステークホルダーマップ
この評価に関わる全関係者を洗い出し、主要利用者候補を絞り込む
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 関係者名・役職 | 評価への関心・ニーズ | 主要利用者候補(○/△) | 主要利用者に選ばない理由(△の場合) |
|---|---|---|---|
| 窓口責任者 | 受付枠を再配置する | ○ | 該当なし |
| 住民協力者 | 利用の障壁を伝える | ○ | 該当なし |
| 関連事業の担当 | 将来の参考資料 | △ | 今回の受付決定に直接関与しないが結果は共有 |
記入理由: 主要利用者でない人の関心も残します。
| 関係者名・役職 | 評価への関心・ニーズ | 主要利用者候補(○/△) | 主要利用者に選ばない理由(△の場合) |
|---|---|---|---|
主要利用者と意図された利用の確定
最終的な主要利用者(個人名)と、その人が評価結果を使って行う具体的な行動・意思決定を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 主要利用者(個人名・役職) | 意図された利用(具体的な決定・行動) | 利用の時期 |
|---|---|---|
| 窓口責任者A(仮想役割) | 夜間枠を試行するかを決める | 2026年12月 |
| 住民協力者B(仮想役割) | 試行案の利用しやすさを確認する | 2026年11月 |
記入理由: 実在しない人名を作らず役割記号で例示します。
| 主要利用者(個人名・役職) | 意図された利用(具体的な決定・行動) | 利用の時期 |
|---|---|---|
評価クエスチョンのフォーカシング
利用者が「知りたいこと」を全て書き出し、利用者の意思決定、期限、資源、回答可能性に応じて優先クエスチョンを絞り込む
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 候補クエスチョン | 意図された利用への直結度(高/中/低) | 採用(○/×) |
|---|---|---|
| 現在の時間帯で利用できない人は誰か | 高 | ○ |
| 市全体の長期所得は変化したか | 低 | × |
記入理由: 広い社会変化は今回の決定とのつながりが弱いため除きます。
| 候補クエスチョン | 意図された利用への直結度(高/中/低) | 採用(○/×) |
|---|---|---|
活用計画(評価完了後の行動計画)
評価結果を誰がいつまでに何に使うかを合意しておく
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| アクション | 担当者 | 期限 |
|---|---|---|
| 受付案と負担を比較する会議 | 窓口責任者 | 2026年11月末 |
| 採択案と理由を記録する | 会議事務局 | 2026年12月 |
| 試行結果を再点検する | 評価担当 | 2027年3月 |
記入理由: 利用後の確認も割り当てます。
| アクション | 担当者 | 期限 |
|---|---|---|
記入前に、使いどころと完成条件を確認
UFE 利用者・利用目的 特定シートは、実用重視評価を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:利用者特定・フォーカシングに1〜4週間。評価全体は規模による」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 過去の評価が「棚に眠って」活用されなかった経験があり、活用を担保したい評価を設計したいとき
- 評価結果を特定の意思決定(予算配分・事業継続判断など)に直結させたいとき
- 多様なステークホルダーがいる中で、誰のための評価かを明確にしたいとき
参加者と準備
評価者(ファシリテーター役)、特定された主要利用者(1〜5名程度)、必要に応じて他のステークホルダー
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報評価の概要を記入
- 2. ステークホルダーマップこの評価に関わる全関係者を洗い出し、主要利用者候補を絞り込む
- 3. 主要利用者と意図された利用の確定最終的な主要利用者(個人名)と、その人が評価結果を使って行う具体的な行動・意思決定を記入
- 4. 評価クエスチョンのフォーカシング利用者が「知りたいこと」を全て書き出し、利用者の意思決定、期限、資源、回答可能性に応じて優先クエスチョンを絞り込む
- 5. 活用計画(評価完了後の行動計画)評価結果を誰がいつまでに何に使うかを合意しておく
完成の目安
- 利用者・利用目的の特定文書
- フォーカスされた評価クエスチョンリスト
- 評価報告書
レビュー時の注意
- 「意図された利用者」を部門・組織として設定してしまい、実際に誰も責任を持たない評価になる — 個人名を特定することが原則
- 利用者が「何でも知りたい」となりクエスチョンが20問以上になる — 「もし一つだけ聞けるとしたら?」という問いでフォーカシングする
- 評価者が利用者の意向に引きずられ、批判的な分析を自己検閲してしまう
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。窓口責任者が来年度の予約枠を決めるために評価を行います。
基本情報
- 評価対象事業名
- 地域相談窓口(仮想)
- 評価実施時期
- 2026年9~11月
- 評価者名
- 評価担当A
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 会議に間に合う評価日程を設定します。
ステークホルダーマップ
| 関係者名・役職 | 評価への関心・ニーズ | 主要利用者候補(○/△) | 主要利用者に選ばない理由(△の場合) |
|---|---|---|---|
| 窓口責任者 | 受付枠を再配置する | ○ | 該当なし |
| 住民協力者 | 利用の障壁を伝える | ○ | 該当なし |
| 関連事業の担当 | 将来の参考資料 | △ | 今回の受付決定に直接関与しないが結果は共有 |
記入理由: 主要利用者でない人の関心も残します。
主要利用者と意図された利用の確定
| 主要利用者(個人名・役職) | 意図された利用(具体的な決定・行動) | 利用の時期 |
|---|---|---|
| 窓口責任者A(仮想役割) | 夜間枠を試行するかを決める | 2026年12月 |
| 住民協力者B(仮想役割) | 試行案の利用しやすさを確認する | 2026年11月 |
記入理由: 実在しない人名を作らず役割記号で例示します。
評価クエスチョンのフォーカシング
| 候補クエスチョン | 意図された利用への直結度(高/中/低) | 採用(○/×) |
|---|---|---|
| 現在の時間帯で利用できない人は誰か | 高 | ○ |
| 市全体の長期所得は変化したか | 低 | × |
記入理由: 広い社会変化は今回の決定とのつながりが弱いため除きます。
活用計画(評価完了後の行動計画)
| アクション | 担当者 | 期限 |
|---|---|---|
| 受付案と負担を比較する会議 | 窓口責任者 | 2026年11月末 |
| 採択案と理由を記録する | 会議事務局 | 2026年12月 |
| 試行結果を再点検する | 評価担当 | 2027年3月 |
記入理由: 利用後の確認も割り当てます。
判断で間違えやすいこと
利用者の望む結論に合わせて分析する
見直し方: 意思決定に必要な証拠を提供し、不都合な結果も示す
理由: 利用重視は結論の迎合を意味しないためです。
主要利用者を「行政」とだけ書く
見直し方: 担当する役割、決定事項、利用期限を明記する
理由: 具体的な利用を設計できるためです。
参照資料と確認箇所
- Utilisation-focused evaluationBetterEvaluation
- 参照箇所
- 本文; two essential elements
- 本文との対応
- 主要利用者と意図された利用を初期に特定し、以後の評価の決定をそれに結びつけます。
このページの引用情報
更新履歴
- — 内容照合で確認した記述・手順を訂正(U04)。入力欄の順序・数・ラベル・セクション構造を維持。
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。


