WORKSHEET GUIDE
記入前に、使いどころと完成条件を確認
発展的評価 伴走設計シートは、発展的評価を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安は事業期間中ずっと伴走。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 社会的イノベーションや新規モデル開発中で、目標自体が変化し得る事業の評価
- 複雑な社会問題(ホームレス支援、気候変動適応など)に取り組む多機関連携事業
- 試行錯誤・ピボットが前提のパイロット事業で、学習とリアルタイムの意思決定支援が必要なとき
参加者と準備
評価者(複雑系・評価の専門性を持つ)がコアチームの一員として参加。外部有識者を定期レビューに活用することも多い
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報事業の性質とDEを選択した理由を記入
- 2. 複雑性の診断この事業のどの側面が「複雑・創発的」であるかを確認する
- 3. 評価者の役割と境界の設計評価者のチームへの関与範囲と独立性を保つ境界を合意する
- 4. 継続的学習の仕組み定期振り返りセッションの設計(頻度・参加者・問い・成果物)
- 5. 現時点の事業仮説と不確かさ現時点での事業のロジック仮説(変わりうる)と最も大きな不確かさを記述する
完成の目安
- 事業仮説マップ(システムマップ)
- 定期振り返りレポート
- 学習サマリー(フェーズ別)
レビュー時の注意
- 「複雑な事業だから」という理由で指標・ロジックを全て放棄し、評価が「雑談と振り返り」になる
- 評価者がチームに同化しすぎ、批判的視点を失う(Going Native)
- 伴走評価で得た学習を文書化せず、担当者交代とともに消える
先に読むと進めやすいガイド
EvalCompass Worksheet
発展的評価 伴走設計シート
手法: 発展的評価(Developmental Evaluation)
このシートは評価者とチームが「伴走の契約」を結ぶためのものです。評価者の関与範囲と学習の仕組みを事前に明確にしてください。
基本情報
事業の性質とDEを選択した理由を記入
複雑性の診断
この事業のどの側面が「複雑・創発的」であるかを確認する
| 複雑性の要素 | この事業での具体的な現れ方 | 評価上の含意 |
|---|---|---|
評価者の役割と境界の設計
評価者のチームへの関与範囲と独立性を保つ境界を合意する
| 関与の場(会議・プロセス) | 評価者の役割(観察/参加/ファシリテート) | 独立性を保つ境界 |
|---|---|---|
継続的学習の仕組み
定期振り返りセッションの設計(頻度・参加者・問い・成果物)
| 振り返りの種類 | 頻度 | 参加者 | 中心的な問い |
|---|---|---|---|
現時点の事業仮説と不確かさ
現時点での事業のロジック仮説(変わりうる)と最も大きな不確かさを記述する