相談から支援利用へ至る前提を確かめる
説明用の仮想例です。相談支援20人について、申請に進むまでの経路を検討します。
| 経路 | 必要な条件 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 相談で選択肢を知る | 情報が本人の状況に合い理解できる | 本人の説明と相談記録 |
| 申請を始める | 書類・時間・同行などの支えがある | 申請に進めない理由を確認 |
| 必要な支援を利用する | 制度の対象要件を満たす | 利用可否と他機関の支援を確認 |
この例から判断できること
申請に進まなかった理由が書類の準備なら、情報提供だけを増やしても経路はつながりません。条件を修正し、変更後に確かめます。
判断で間違えやすいこと
図を細かくすれば理論が強くなると考える
見直し方: 重要な矢印に根拠と未確認の前提を添える
理由: 細かさだけでは因果の裏付けが増えないためです。
事業に都合のよい経路だけを描く
見直し方: 支援が届かない条件と別の機関による経路も書く
理由: どの範囲に寄与できるかを検討するためです。
次に手を動かす
最も不確かな矢印を一つ選び、根拠と検証する問いを書く
よくある質問
セオリー・オブ・チェンジは日本語で何と言いますか?
一般に「変化の理論」と訳されます。ただし実務では英語のままToCと呼ばれることも多いです。
作成にどれくらい時間がかかりますか?
関係者数、既存資料、論点の不確かさによって変わります。初回に経路案を作り、未確認の前提を調べ、当事者や実施者に確認する時間を別に確保してください。
図だけ作れば十分ですか?
不十分です。なぜその経路で変化が起きると考えるのかを説明するナラティブを添えると、評価や説明責任に使いやすくなります。
参照資料と確認箇所
- Magenta Book: Central Government guidance on evaluationHM Treasury / Evaluation Task Force · 2026
- 参照箇所
- 2.2.1 Understanding the intervention(Theory of Changeの説明)
- 本文との対応
- 因果経路、前提、既存の証拠と文脈を整理し改訂する考え方
このページの引用情報
更新履歴
- — 原典へのリンク、定義の適用範囲、仮想の完成例と判断例を追加。根拠のない固定件数・時期の助言を見直し。






