業績指標設計・KPI定義シート
事業のロジックモデルまたは目標体系を手元に置き、測定すべき成果層(アウトプット・アウトカム・インパクト)ごとにKPIを設計してください。
業績指標設計・KPI定義シート
基本情報
指標設計の対象事業と作成条件を記入する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 事業名
- 相談接続支援(仮想)
- 評価対象期間
- 2026年6~12月
- 作成者
- 記録担当A
- 作成日
- 2026年9月13日
- 想定するモニタリング頻度(月次/四半期/年次)
- 月次
記入理由: 割合がどの期間を表すかを固定します。
KPI設計表
各指標についてSMART基準で定義する。指標数は10個以内を推奨
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 指標名 | 測定する成果層(アウトプット/アウトカム) | 計算式・単位 | データソース | 収集頻度 | 担当者 | ベースライン値 | 目標値(期末) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 30日以内の接続確認率 | アウトカム | 接続確認人数÷当月の追跡同意者数×100(%) | 同意に基づく追跡票 | 月次・30日経過後 | 相談担当A | 6月:接続確認12人/対象20人=60%。対象20人のうち未確認3人 | 12月70%を試行目標とし10月に妥当性を点検 |
| 追跡未確認率 | 測定品質 | 期限まで未確認の人数÷当月の追跡同意者数×100(%) | 同じ追跡票 | 月次 | 記録担当B | 6月:3/20=15% | 12月10%以下、追跡負担も点検 |
記入理由: 同じ分母で成果値と測定上の欠けを表示します。
| 指標名 | 測定する成果層(アウトプット/アウトカム) | 計算式・単位 | データソース | 収集頻度 | 担当者 | ベースライン値 | 目標値(期末) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダッシュボード設計メモ
誰が・どのツールで・どのくらいの頻度でデータを見るかを整理する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 未測定を0として線で結ばず、数値の変化の条件を説明します。
SMART基準チェック
設計したKPIを一つずつチェックする
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: 各指標は何を測るか明確に定義されている(Specific)
- ☑ 確認済み: 測定・計算の方法が誰でも再現できる(Measurable)
- ☐ 未確認: 現実の事業規模・資源で達成可能な目標値が設定されている(Achievable)
- ☑ 確認済み: 指標が事業の目標・ロジックモデルと対応している(Relevant)
- ☑ 確認済み: 目標達成の期限が明示されている(Time-bound)
- ☑ 確認済み: ベースライン値が記録されている
記入理由: 目標は仮置きで、現場の負担を含む実現可能性の確認を残しています。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
業績指標設計・KPI定義シートは、業績測定・モニタリングを会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:指標設計:1〜4週間 / 継続的モニタリング:四半期〜年次」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 事業・施策の進捗状況を定期的に管理・報告する体制を構築するとき
- 年次評価報告書の基礎データとなるモニタリング情報を継続収集したいとき
- ダッシュボードや業績管理システムを整備し、データに基づく意思決定を促進するとき
参加者と準備
事業担当者・管理職・評価/企画担当部門。規模によりデータ管理専任者を設置する
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報指標設計の対象事業と作成条件を記入する
- 2. KPI設計表各指標についてSMART基準で定義する。指標数は10個以内を推奨
- 3. ダッシュボード設計メモ誰が・どのツールで・どのくらいの頻度でデータを見るかを整理する
- 4. SMART基準チェック設計したKPIを一つずつチェックする
完成の目安
- 業績指標一覧(KPIリスト)
- 指標定義書
- 業績モニタリングダッシュボード
レビュー時の注意
- 指標を増やしすぎて「指標の森」になり、誰も真剣にモニタリングしなくなる — コアKPIは最大10個程度
- ベースラインを取り忘れたまま事業を開始し、後から達成度が分からなくなる
- モニタリングデータを収集しても会議で見直さず「報告のための報告」になる
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。相談後に紹介先と連絡が取れたかを、本人が追跡に同意した範囲で確認します。
基本情報
- 事業名
- 相談接続支援(仮想)
- 評価対象期間
- 2026年6~12月
- 作成者
- 記録担当A
- 作成日
- 2026年9月13日
- 想定するモニタリング頻度(月次/四半期/年次)
- 月次
記入理由: 割合がどの期間を表すかを固定します。
KPI設計表
| 指標名 | 測定する成果層(アウトプット/アウトカム) | 計算式・単位 | データソース | 収集頻度 | 担当者 | ベースライン値 | 目標値(期末) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 30日以内の接続確認率 | アウトカム | 接続確認人数÷当月の追跡同意者数×100(%) | 同意に基づく追跡票 | 月次・30日経過後 | 相談担当A | 6月:接続確認12人/対象20人=60%。対象20人のうち未確認3人 | 12月70%を試行目標とし10月に妥当性を点検 |
| 追跡未確認率 | 測定品質 | 期限まで未確認の人数÷当月の追跡同意者数×100(%) | 同じ追跡票 | 月次 | 記録担当B | 6月:3/20=15% | 12月10%以下、追跡負担も点検 |
記入理由: 同じ分母で成果値と測定上の欠けを表示します。
ダッシュボード設計メモ
記入理由: 未測定を0として線で結ばず、数値の変化の条件を説明します。
SMART基準チェック
- ☑ 確認済み: 各指標は何を測るか明確に定義されている(Specific)
- ☑ 確認済み: 測定・計算の方法が誰でも再現できる(Measurable)
- ☐ 未確認: 現実の事業規模・資源で達成可能な目標値が設定されている(Achievable)
- ☑ 確認済み: 指標が事業の目標・ロジックモデルと対応している(Relevant)
- ☑ 確認済み: 目標達成の期限が明示されている(Time-bound)
- ☑ 確認済み: ベースライン値が記録されている
記入理由: 目標は仮置きで、現場の負担を含む実現可能性の確認を残しています。
判断で間違えやすいこと
連絡が取れない人を分母から外して達成率を上げる
見直し方: 事前定義の分母を保ち未確認数も示す
理由: 追跡できた人だけの偏りを見えなくしないためです。
目標達成率が高いので事業効果を証明したとする
見直し方: 進捗と他の影響要因を分けて検討する
理由: 指標の推移だけでは反実仮想がないためです。
参照資料と確認箇所
- Glossary of results-based management termsGlobal Affairs Canada
- 参照箇所
- Baseline (Data); Performance measurement; Performance measurement framework; Performance reporting
- 本文との対応
- 測定枠組みには指標に加え、情報源、収集頻度、責任、基準値と目標を対応させます。
このページの引用情報
更新履歴
- — 内容照合で確認した記述・手順を訂正(U02)。入力欄の順序・数・ラベル・セクション構造を維持。
- — 仮想のKPI記入例2箇所で、接続確認12人と対象20人・未確認3人の関係を明示。定義・計算式・ワークシート欄順は維持。
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。


