混合研究法 統合設計シート
基本情報
混合法の初期計画、または実施中に見直した設計と理由を記録する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 事業名・評価課題
- 研修満足と活用の違い
- 採用するデザイン(収斂/説明的順次/探索的順次)
- 説明的順次
- デザイン選択の理由
- 活用の数値パターンの理由を聞く
- 統合ポイント(設計/収集/分析/解釈のいずれ)
- 量的集計後の対象選定と最終解釈
- 実施期間・担当者
- 2026年7〜8月/量的担当A・質的担当B(仮想)
記入理由: 誰を聞くかを量的結果に接続します。
量的成分の設計
量的成分の内容を設計する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 量的評価クエスチョン | データ収集方法 | サンプリング戦略 | 分析方法 | 統合への活用方法 |
|---|---|---|---|---|
| 活用した割合は | 質問紙 | 受講者40人に全数配布 | 有効回答の割合と欠測集計 | 活用有無と満足の個人別組合せから面接対象を選ぶ |
記入理由: 周辺合計だけで個人の組合せを推定しません。
| 量的評価クエスチョン | データ収集方法 | サンプリング戦略 | 分析方法 | 統合への活用方法 |
|---|---|---|---|---|
質的成分の設計
質的成分の内容を設計する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 質的評価クエスチョン | データ収集方法 | サンプリング戦略(目的的) | 分析方法 | 統合への活用方法 |
|---|---|---|---|---|
| 満足しても使えない理由は | 半構造化面接 | 量的回答パターン別に選定 | reflexive TA | 数値の違いを職場条件と照らす |
記入理由: 全てのパターンが得られるかを確認します。
| 質的評価クエスチョン | データ収集方法 | サンプリング戦略(目的的) | 分析方法 | 統合への活用方法 |
|---|---|---|---|---|
統合の設計(Joint Display計画)
量的結果と質的結果をどのように突き合わせるかを具体的に設計する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 一致しない結果も記入できる形式です。
混合法デザイン図(自由記述)
量から質、質から量、または並行収集の流れと統合ポイントを図示または箇条書きで記述する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 設計、標本選択、解釈の接続を見せます。
完成チェック
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: デザイン選択の理由を記述した
- ☑ 確認済み: 量と質の統合ポイントと、実施中に変更した場合の記録方法を定めた
- ☑ 確認済み: 各成分の役割と、目的に合う収集・分析方法を設計した
- ☑ 確認済み: 質的サンプリングを目的的に設計した
- ☑ 確認済み: 必要な統合表や説明方法を計画し、見直す場合の理由を記録する
- ☑ 確認済み: 報告書での記述構成(量・質・統合を分けて記述)を確認した
記入理由: 仮想的な設計の確認で、収集済みの証拠を示すものではありません。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
混合研究法 統合設計シートは、混合研究法を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:3ヶ月〜1年(デザインの複雑さ・データ収集の規模による)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 量的アウトカムが達成・未達成を示しているが理由が不明なとき、質的データで文脈・理由を補う(説明的順次)
- 介入の効果量だけでなく、受益者が経験・評価した変化のプロセスと意味を同時に把握したいとき(収斂)
- 未知の現象・対象集団の探索から始め、質的発見をもとに量的測定ツール(尺度・指標)を開発したいとき(探索的順次)
参加者と準備
量的・質的な分析と統合を担う評価者またはチーム。人数よりも両方の方法を扱い、結果の一致・不一致を検討できる体制を整える。
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報混合法の初期計画、または実施中に見直した設計と理由を記録する
- 2. 量的成分の設計量的成分の内容を設計する
- 3. 質的成分の設計質的成分の内容を設計する
- 4. 統合の設計(Joint Display計画)量的結果と質的結果をどのように突き合わせるかを具体的に設計する
- 5. 混合法デザイン図(自由記述)量から質、質から量、または並行収集の流れと統合ポイントを図示または箇条書きで記述する
- 6. 完成チェック
完成の目安
- 混合法デザイン図(量・質の順序・統合ポイントを示す図)
- 各成分の分析結果と、データを接続・統合した判断の記録
- 共同表示(Joint Display)または統合マトリクス
レビュー時の注意
- 二種類のデータを集めただけで混合法と呼ぶ — 量的・質的データを意図的に結びつけ、その方法と解釈を示す。統合の設計を開始前に定める場合も、研究の進行中に発展させる場合もある。
- 質的成分を数値の飾りとして扱う — 各成分の役割と優先度、問いへの寄与を明示する。量的・質的成分を必ず同じ重みで扱う必要はないが、統合の根拠を説明する。
- 統合を説明しないまま二種類の結果を並べる — 初期計画で接点を検討し、調査中に変更した場合は、その理由と実際に結びつけた方法を残す。
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
説明用の仮想例です。研修回答者30人のうち満足24人、計画活用18人という仮想結果から聞き取りを計画します。
基本情報
- 事業名・評価課題
- 研修満足と活用の違い
- 採用するデザイン(収斂/説明的順次/探索的順次)
- 説明的順次
- デザイン選択の理由
- 活用の数値パターンの理由を聞く
- 統合ポイント(設計/収集/分析/解釈のいずれ)
- 量的集計後の対象選定と最終解釈
- 実施期間・担当者
- 2026年7〜8月/量的担当A・質的担当B(仮想)
記入理由: 誰を聞くかを量的結果に接続します。
量的成分の設計
| 量的評価クエスチョン | データ収集方法 | サンプリング戦略 | 分析方法 | 統合への活用方法 |
|---|---|---|---|---|
| 活用した割合は | 質問紙 | 受講者40人に全数配布 | 有効回答の割合と欠測集計 | 活用有無と満足の個人別組合せから面接対象を選ぶ |
記入理由: 周辺合計だけで個人の組合せを推定しません。
質的成分の設計
| 質的評価クエスチョン | データ収集方法 | サンプリング戦略(目的的) | 分析方法 | 統合への活用方法 |
|---|---|---|---|---|
| 満足しても使えない理由は | 半構造化面接 | 量的回答パターン別に選定 | reflexive TA | 数値の違いを職場条件と照らす |
記入理由: 全てのパターンが得られるかを確認します。
統合の設計(Joint Display計画)
記入理由: 一致しない結果も記入できる形式です。
混合法デザイン図(自由記述)
記入理由: 設計、標本選択、解釈の接続を見せます。
完成チェック
- ☑ 確認済み: デザイン選択の理由を記述した
- ☑ 確認済み: 量と質の統合ポイントと、実施中に変更した場合の記録方法を定めた
- ☑ 確認済み: 各成分の役割と、目的に合う収集・分析方法を設計した
- ☑ 確認済み: 質的サンプリングを目的的に設計した
- ☑ 確認済み: 必要な統合表や説明方法を計画し、見直す場合の理由を記録する
- ☑ 確認済み: 報告書での記述構成(量・質・統合を分けて記述)を確認した
記入理由: 仮想的な設計の確認で、収集済みの証拠を示すものではありません。
判断で間違えやすいこと
別々の章に載せれば混合法になるとする
見直し方: 両結果を合わせた解釈を示す
理由: 統合によって初めて答えられる問いを扱うためです。
異なる結果のうち都合のよい方を採用する
見直し方: 対象・測定・時期の違いを調べる
理由: 不一致自体が重要な知見となり得るためです。
参照資料と確認箇所
- Best Practices for Mixed Methods Research in the Health SciencesJohn W. Creswell・Ann C. Klassen・Vicki L. Plano Clark・Katherine C. Smith/NIH OBSSR · 2011
- 参照箇所
- The Nature and Design of Mixed Methods Research, pp.5–9(統合、接続、順序、優先度、資源、標本)
- 本文との対応
- 量と質の接続・統合の時点はデザインによって異なり、先行分析を後続調査に用いる設計があります。必要資源と対象の選び方も設計に応じて検討します。
このページの引用情報
更新履歴
- — 定義と適用条件の出典を確認し、仮想事例、判断理由、全欄の記入例を追加。未確認の歴史・普及に関する断定を整理。 既存の手順・留意点も点検し、固定的な人数・閾値や制度の一般化を調整。 独立内容照合を受け、順次型の接続、成分の優先度、費用・標本の一律断定を修正。 留意点と完成チェックにも創発的設計の扱いを統一し、トライアンギュレーションを同義の別名から除外。


