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WORKSHEET GUIDE

記入前に、使いどころと完成条件を確認

RCT評価設計チェックシートは、ランダム化比較試験を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安は設計に2〜6か月、実施期間は介入の性質による。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。

このシートが役立つ場面

  • 新規の社会介入・政策プログラムの効果を介入前から計画的に検証したい
  • 「なぜ効果があるか」より「効果があるか否か」を最も厳密に示す必要がある
  • 参加者が十分に多く、無作為割付が技術的・倫理的に実施可能な場面

参加者と準備

主任評価者・統計専門家・フィールドコーディネーター・倫理審査委員会。規模によっては専門評価機関(J-PAL等)との連携が現実的

判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。

記入の順番

  1. 1. 基本情報評価の基本情報を記入してください
  2. 2. 評価クエスチョンと一次アウトカム「誰に・何の介入を・何と比較して・何を測定するか」を明確に記入する
  3. 3. 割付設計割付の方法と単位を記入してください
  4. 4. サンプルサイズ計算検出力分析の結果と根拠を記入する
  5. 5. 倫理・実施可能性チェック各項目に「対応済み / 対応中 / 未対応」を記入し、未対応の場合は対応計画を記入
  6. 6. 設計チェックリスト

完成の目安

  • 評価報告書(ITT分析結果・効果量・信頼区間)
  • ベースライン・エンドライン調査データセット
  • 事前登録済み試験計画書

レビュー時の注意

  • 脱落(attrition)の差異を見落とす——介入群と対照群で追跡できなかった人の特性が異なる場合、比較が歪む。脱落率と脱落者の属性を必ず両群で比較すること
  • Hawthorne効果(観察されていることへの反応)——参加者が「試験中」と認識することで行動を変える可能性がある。ブラインド化が難しい社会実験では特に注意
  • 「統計的有意」と「実質的意義のある効果量」の混同——大きなサンプルでは小さな効果も有意になる。効果量と信頼区間を必ず報告する
EvalCompass Worksheet

RCT評価設計チェックシート

手法: ランダム化比較試験(Randomized Controlled Trial)
本シートはRCT実施前の設計段階で使用します。全項目を完了してから倫理審査に臨んでください。

基本情報

評価の基本情報を記入してください

評価クエスチョンと一次アウトカム

「誰に・何の介入を・何と比較して・何を測定するか」を明確に記入する

項目内容

割付設計

割付の方法と単位を記入してください

サンプルサイズ計算

検出力分析の結果と根拠を記入する

倫理・実施可能性チェック

各項目に「対応済み / 対応中 / 未対応」を記入し、未対応の場合は対応計画を記入

チェック項目状況対応計画

設計チェックリスト