WORKSHEET GUIDE
記入前に、使いどころと完成条件を確認
セオリー・オブ・チェンジ作成シートは、セオリー・オブ・チェンジを会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。所要の目安は1〜3日。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 複数機関・コミュニティが関与する複雑な社会変化プログラムを設計・評価するとき
- 「なぜこのアプローチが効果的か」という根拠を関係者や資金提供者に示す必要があるとき
- 長期(5年以上)の変化目標に向けた中間段階の道筋を可視化したいとき
参加者と準備
プログラム設計者・評価担当者・主要ステークホルダー・受益者代表。ファシリテーター1〜2名+6〜15名が標準。大規模プログラムでは複数回のワークショップ
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報プログラムの概要を記入
- 2. 最終ゴール10年後(または事業終了後)に実現したい社会状態を具体的に記述する
- 3. アウトカム・パスウェイ(逆算)最終ゴールから逆算し、中間アウトカムを時間軸で整理する
- 4. 前提条件(各ステップが成立するための仮定)各アウトカム間の矢印ごとに、成立に必要な前提を記述する
- 5. 介入の位置づけ自事業がパスウェイのどこに作用するかを記述
- 6. 完成チェック
完成の目安
- アウトカム・パスウェイ図
- 前提条件・根拠リスト付きの ToC ナラティブ文書
- 中間アウトカム指標リスト
レビュー時の注意
- ロジックモデルとの差別化を意識せず、ほぼ同じ内容を ToC と呼んでいる — 前提条件の明示が ToC の核心
- 完成後に棚上げされ、実際の評価・意思決定に使われない文書になる
- 専門コンサルタントだけで作成し、現場や受益者の視点が欠落する
先に読むと進めやすいガイド
EvalCompass Worksheet
セオリー・オブ・チェンジ作成シート
手法: セオリー・オブ・チェンジ(Theory of Change)
最終ゴールから逆算して記入します。各ステップで「なぜそれが次の変化につながるのか」という前提条件を必ず書き出してください。
基本情報
プログラムの概要を記入
最終ゴール
10年後(または事業終了後)に実現したい社会状態を具体的に記述する
アウトカム・パスウェイ(逆算)
最終ゴールから逆算し、中間アウトカムを時間軸で整理する
| 中間アウトカム(短期) | 中間アウトカム(中期) | 長期アウトカム | 最終ゴール |
|---|---|---|---|
前提条件(各ステップが成立するための仮定)
各アウトカム間の矢印ごとに、成立に必要な前提を記述する
| 前提条件の内容 | 根拠・証拠 | 検証方法 |
|---|---|---|
介入の位置づけ
自事業がパスウェイのどこに作用するかを記述