ケーススタディ設計シート
リサーチクエスチョンと設計
ケーススタディで答える問いと基本設計を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 評価クエスチョン(「なぜ」「どのように」形式で)
- 計画はどのように職場で使われたか
- 事例の定義(分析単位: 個人/組織/プロジェクト等)
- 研修後3か月の組織内での計画活用過程
- 事例設計(単一事例/複数事例)
- 複数事例
- 複数の場合の事例数と理由
- 2組織。会議と異動の状況が異なる事例を比較する(仮想)
記入理由: 人だけでなく組織の過程を分析単位にします。
事例選定計画
各事例の選定理由と選定戦略を記録する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 事例ID(仮名) | 選定戦略(典型的/批判的/逸脱/最大多様性 等) | 選定理由の説明 | 事例の主な特徴・文脈 |
|---|---|---|---|
| A団体 | 対照的事例の選定 | 定例会議をもつ過程を検討 | 月例会議あり・担当継続 |
| B団体 | 対照的事例の選定 | 引継ぎの障壁を検討 | 担当交代あり |
記入理由: 結果を見た後だけでなく文脈を踏まえて選びます。
| 事例ID(仮名) | 選定戦略(典型的/批判的/逸脱/最大多様性 等) | 選定理由の説明 | 事例の主な特徴・文脈 |
|---|---|---|---|
データ収集プロトコル
各事例で収集するデータ源を設計する
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| データ源の種類 | 収集方法・手段 | 収集対象・数量 | 評価クエスチョンとの対応 |
|---|---|---|---|
| 会議記録 | 計画への言及を抽出 | 各団体3か月分(仮想) | 活用に至る経過 |
| 面接 | 担当者に半構造化面接 | 各団体1人を起点に追加対象を検討 | 経過の理由と別の説明 |
記入理由: 資料不足に応じて収集対象を追加します。
| データ源の種類 | 収集方法・手段 | 収集対象・数量 | 評価クエスチョンとの対応 |
|---|---|---|---|
分析計画
分析の手順と分析的一般化の方針を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 比較するのは経路と条件です。
設計チェック
データ収集開始前に確認
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: 事例選定の理由が文書化されている
- ☑ 確認済み: 各事例で問いに必要な複数のデータ源を計画し、照合できる範囲と限界を整理した
- ☑ 確認済み: ケーススタディプロトコルを作成し、担当者全員が共有している
- ☑ 確認済み: ケースデータベースの管理方法(ファイル命名・保管場所)を決めた
- ☑ 確認済み: 分析的一般化(統計的一般化でない)と限界を報告書に明示する方針を確認した
記入理由: この仮想計画の設計確認です。実際の証拠収集が終わったことを示すチェックではありません。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
ケーススタディ設計シートは、ケーススタディを会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:設計2〜4週間、データ収集(事例あたり)1〜4週間、分析3〜6週間」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- 「なぜ成果が出たか・出なかったか」というプロセスと文脈を解明したい
- 複数の実施地域・組織間で成功事例と失敗事例を比較したい
- 統計的調査では捉えにくい複雑な変化のメカニズムを追跡したい
参加者と準備
事例を調べる評価者と関係者。事例数は問い、比較設計、事例ごとの深い調査が可能な資源から決める。
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. リサーチクエスチョンと設計ケーススタディで答える問いと基本設計を記入
- 2. 事例選定計画各事例の選定理由と選定戦略を記録する
- 3. データ収集プロトコル各事例で収集するデータ源を設計する
- 4. 分析計画分析の手順と分析的一般化の方針を記入
- 5. 設計チェックデータ収集開始前に確認
完成の目安
- ケーススタディプロトコル
- ケースデータベース(生データ+メモ)
- 事例サマリー(事例ごと)
レビュー時の注意
- 「便利だから」という理由で事例を選び、選定理由を文書化しない — 選定戦略の明示が分析的一般化の信頼性を左右する
- 単一の情報源だけで説明を確定する — 問いに必要な複数の証拠源を計画し、照合できる範囲と限界を明示する。文書とインタビューは組合せの一例
- ケースサマリーを「物語の記述」で終わらせる — 評価クエスチョンへの回答として構造化し、証拠を明示する
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
説明用の仮想例です。仮想のA団体とB団体で、研修後の計画活用過程を追います。
リサーチクエスチョンと設計
- 評価クエスチョン(「なぜ」「どのように」形式で)
- 計画はどのように職場で使われたか
- 事例の定義(分析単位: 個人/組織/プロジェクト等)
- 研修後3か月の組織内での計画活用過程
- 事例設計(単一事例/複数事例)
- 複数事例
- 複数の場合の事例数と理由
- 2組織。会議と異動の状況が異なる事例を比較する(仮想)
記入理由: 人だけでなく組織の過程を分析単位にします。
事例選定計画
| 事例ID(仮名) | 選定戦略(典型的/批判的/逸脱/最大多様性 等) | 選定理由の説明 | 事例の主な特徴・文脈 |
|---|---|---|---|
| A団体 | 対照的事例の選定 | 定例会議をもつ過程を検討 | 月例会議あり・担当継続 |
| B団体 | 対照的事例の選定 | 引継ぎの障壁を検討 | 担当交代あり |
記入理由: 結果を見た後だけでなく文脈を踏まえて選びます。
データ収集プロトコル
| データ源の種類 | 収集方法・手段 | 収集対象・数量 | 評価クエスチョンとの対応 |
|---|---|---|---|
| 会議記録 | 計画への言及を抽出 | 各団体3か月分(仮想) | 活用に至る経過 |
| 面接 | 担当者に半構造化面接 | 各団体1人を起点に追加対象を検討 | 経過の理由と別の説明 |
記入理由: 資料不足に応じて収集対象を追加します。
分析計画
記入理由: 比較するのは経路と条件です。
設計チェック
- ☑ 確認済み: 事例選定の理由が文書化されている
- ☑ 確認済み: 各事例で問いに必要な複数のデータ源を計画し、照合できる範囲と限界を整理した
- ☑ 確認済み: ケーススタディプロトコルを作成し、担当者全員が共有している
- ☑ 確認済み: ケースデータベースの管理方法(ファイル命名・保管場所)を決めた
- ☑ 確認済み: 分析的一般化(統計的一般化でない)と限界を報告書に明示する方針を確認した
記入理由: この仮想計画の設計確認です。実際の証拠収集が終わったことを示すチェックではありません。
判断で間違えやすいこと
成功した事例だけで有効性を結論する
見直し方: 未達事例も選び、選定の理由を示す
理由: 成功条件と失敗条件の違いを検討するためです。
二つのうち一つで成功したので成功率50%とする
見直し方: 二事例の過程比較として報告する
理由: 目的的な事例選定は母集団の無作為標本ではないためです。
参照資料と確認箇所
- Case Study EvaluationsU.S. General Accounting Office · 1990
- 参照箇所
- Chapter 4: Data Collection and Analysis
- 本文との対応
- 暫定解釈を追加情報で点検し、説明と矛盾する事実も検討します。
このページの引用情報
更新履歴
- — 定義と適用条件の出典を確認し、仮想事例、判断理由、全欄の記入例を追加。未確認の歴史・普及に関する断定を整理。 既存の手順・留意点も点検し、固定的な人数・閾値や制度の一般化を調整。 入力欄の位置・型・個数を保ち、フォームの固定条件や閾値の表記を修正。
- — 内容確認 FW-09 に基づき、断定・固定条件または記入シートと例の不整合を最小修正。入力欄の数・順序・ラベル・セクション構造を維持。未確認資料の確認状態は変更していない。


