指標設計シート
ロジックモデルまたは評価クエスチョンと照らし合わせながら、各アウトカム要素への指標を設計してください。問いに必要な量的・質的情報を選び、採用しない種類がある場合はその理由を記録してください。
指標設計シート
基本情報
対象事業と指標設計の目的を記入
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- 事業名
- 地域相談同行(仮想)
- 指標を設定するアウトカム・レベル(例:初期アウトカム)
- 相談後1か月の初期アウトカム
- 作成者
- 事業担当と評価担当
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 生活全体の改善を短期の申請行動と区別します。
指標一覧
各指標の詳細を記入する(1行に1指標)
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
| 指標名 | 指標の定義(何をどう測るか) | 指標の種類(量的・質的・proxy) | 測定方法・ツール | 収集頻度 | データ源 | ベースライン(値または収集予定) | ターゲット値(期限付き) | 担当者 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 申請を進めた人の割合 | 支援が必要な初回相談者のうち1か月以内に申請手続に着手した人数/追跡対象者数。未把握は別記 | 量的 | 本人の同意を得た確認票 | 月次 | 相談・追跡記録 | 新設指標のため10月分を初回値とする | 12月までに把握率を確認し、成果目標は初回値を見て協議 | 相談担当 |
| 申請を中断した理由 | 本人が語った障壁を制度要件・書類・時間等で整理。複数理由を許す | 質的 | 任意の短い面談 | 月次 | 中断者の経験 | 10月から収集 | 12月に改善可能な障壁への対応案を選ぶ | 評価担当 |
記入理由: 新設指標には架空のベースラインや達成率を入れません。
| 指標名 | 指標の定義(何をどう測るか) | 指標の種類(量的・質的・proxy) | 測定方法・ツール | 収集頻度 | データ源 | ベースライン(値または収集予定) | ターゲット値(期限付き) | 担当者 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
proxy 指標の根拠
直接測定が困難なアウトカムに用いた proxy 指標について、選定根拠と限界を記述
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
記入理由: 短期に得やすい指標の意味を広げすぎないためです。
完成チェック
この項目の記入例(仮想例)
説明用の仮想例です。ご自身の事業に合わせて記入してください。入力内容は変わりません。
- ☑ 確認済み: すべての指標に定義(何をどう測るか)が記入されている
- ☐ 未確認: SMART 基準(特に測定可能・期限あり)を満たしている
- ☑ 確認済み: 問いに必要な情報の種類を選び、採用しない種類がある場合は理由を記録している
- ☑ 確認済み: ベースライン収集の計画が立てられている
- ☐ 未確認: ターゲット値に根拠(類似事業・文献等)がある
- ☐ 未確認: 指標数を評価の目的と収集負担に合う数へ絞った
記入理由: 初回測定後に目標を協議するため、成果目標とその達成可能性、目標値の根拠は未確認です。SMARTの全条件を確認済みにはしません。指標は2件を候補としましたが、収集負担と目的への十分性を担当者と検討するまでは、最後の項目も未確認とします。
記入前に、使いどころと完成条件を確認
指標設計シートは、指標設計を会議や個人作業で実行に移すための入力シートです。手法全体の期間は「計画例:半日〜2日(評価クエスチョン・ロジックモデル完成後)」を参考に、規模・体制に合わせて見積もります。分かる欄から仮置きし、未確定事項を次の確認課題として残してください。
このシートが役立つ場面
- ロジックモデルや ToC の各アウトカム要素に測定方法を割り当てるとき
- 評価デザインマトリクスの指標欄を具体化するとき
- モニタリング計画を作成し、進捗管理に使える定期測定指標を設定するとき
参加者と準備
評価担当者・事業担当者・現場スタッフ(測定可能性の確認)。外部専門家や統計家のレビューが推奨される
判断に使う資料、既存データ、関係者の認識差を持ち寄ると記入が進みます。
記入の順番
- 1. 基本情報対象事業と指標設計の目的を記入
- 2. 指標一覧各指標の詳細を記入する(1行に1指標)
- 3. proxy 指標の根拠直接測定が困難なアウトカムに用いた proxy 指標について、選定根拠と限界を記述
- 4. 完成チェック
完成の目安
- 指標リスト(定義・測定方法・ベースライン・ターゲット値付き)
- モニタリング計画書
- ベースライン調査計画
レビュー時の注意
- 測りやすい件数だけを選び、重要な変化を落とす。
- 未測定の開始時点を0と扱う。
- 分母や重複除外の定義が収集者によって異なる。
記入済みの仮想例を読む(入力内容は変わりません)
以下は説明用の仮想例です。相談同行事業の進捗を月次で確認します。例の目標値はこの仮想計画の案です。
基本情報
- 事業名
- 地域相談同行(仮想)
- 指標を設定するアウトカム・レベル(例:初期アウトカム)
- 相談後1か月の初期アウトカム
- 作成者
- 事業担当と評価担当
- 作成日
- 2026年9月13日
記入理由: 生活全体の改善を短期の申請行動と区別します。
指標一覧
| 指標名 | 指標の定義(何をどう測るか) | 指標の種類(量的・質的・proxy) | 測定方法・ツール | 収集頻度 | データ源 | ベースライン(値または収集予定) | ターゲット値(期限付き) | 担当者 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 申請を進めた人の割合 | 支援が必要な初回相談者のうち1か月以内に申請手続に着手した人数/追跡対象者数。未把握は別記 | 量的 | 本人の同意を得た確認票 | 月次 | 相談・追跡記録 | 新設指標のため10月分を初回値とする | 12月までに把握率を確認し、成果目標は初回値を見て協議 | 相談担当 |
| 申請を中断した理由 | 本人が語った障壁を制度要件・書類・時間等で整理。複数理由を許す | 質的 | 任意の短い面談 | 月次 | 中断者の経験 | 10月から収集 | 12月に改善可能な障壁への対応案を選ぶ | 評価担当 |
記入理由: 新設指標には架空のベースラインや達成率を入れません。
proxy 指標の根拠
記入理由: 短期に得やすい指標の意味を広げすぎないためです。
完成チェック
- ☑ 確認済み: すべての指標に定義(何をどう測るか)が記入されている
- ☐ 未確認: SMART 基準(特に測定可能・期限あり)を満たしている
- ☑ 確認済み: 問いに必要な情報の種類を選び、採用しない種類がある場合は理由を記録している
- ☑ 確認済み: ベースライン収集の計画が立てられている
- ☐ 未確認: ターゲット値に根拠(類似事業・文献等)がある
- ☐ 未確認: 指標数を評価の目的と収集負担に合う数へ絞った
記入理由: 初回測定後に目標を協議するため、成果目標とその達成可能性、目標値の根拠は未確認です。SMARTの全条件を確認済みにはしません。指標は2件を候補としましたが、収集負担と目的への十分性を担当者と検討するまでは、最後の項目も未確認とします。
判断で間違えやすいこと
延べ相談件数を分母に、申請した実人数を割る
見直し方: 分子と分母を同じ対象者単位にそろえる
理由: 重複の扱いが違うと割合の意味が変わるためです。
初回値がないのでベースラインを0と置く
見直し方: 未測定と記し、初回収集時期を決める
理由: 0という観測結果と欠測を区別するためです。
参照資料と確認箇所
- Rainbow Framework / Communication for Development guidanceBetterEvaluation
- 参照箇所
- C4D: Use measures, indicators or metrics, pp. 103–105
- 本文との対応
- 指標には定義、測定方法、収集頻度、必要に応じた分子・分母、限界を記録し、試行して見直します。
このページの引用情報
更新履歴
- — 出典に対応した説明へ更新し、手法固有の仮想記入例・判断例と更新履歴を追加。 指標数の完成条件を、仮想例と一致する目的・収集負担の判断へ修正。 記入例と完成確認の対応、条件付きの手順を再点検。 SMARTの確認状態を未確定の目標と達成可能性に合わせた。
- — 内容確認 FW-05 に基づき、断定・固定条件または記入シートと例の不整合を最小修正。入力欄の数・順序・ラベル・セクション構造を維持。未確認資料の確認状態は変更していない。


