巡回相談を続ける条件を3つの観点で整理する
説明用の仮想例です。複数地区への巡回相談を次年度も続けるか検討します。
| 観点 | 集める証拠 | 仮の判断と残る問い |
|---|---|---|
| 妥当性 | 未利用者への聞き取り | 平日昼の開催では働く人に届きにくい |
| 有効性 | 申請の開始状況と追跡欠測 | 一部で前進。未把握者を含む全体の成果は未確定 |
| 効率性 | 移動費・職員時間・相談実績 | 夜間枠を含む代替案と費用を比較する |
この例から判断できること
この3観点だけで全体の価値を評価したとは言えません。整合性、持続性、より広い影響を今回どこまで扱うか、別途明示します。
判断で間違えやすいこと
6基準すべてを同じ文字数で埋める
見直し方: 判断目的に応じて重点と対象外の理由を書く
理由: 形式を揃えることより必要な問いへ答えることが目的だからです。
安く実施できたので効率性が高いとする
見直し方: 成果や質、代替案、時間も合わせて比較する
理由: 支出の少なさだけでは資源が有効に使われたか分からないためです。
次に手を動かす
評価基準シートで使う観点と使わない観点の理由を整理する
よくある質問
DAC 5基準と6基準の違いは?
現在は整合性が加わり、妥当性、整合性、有効性、効率性、インパクト、持続性の6基準として使われます。
国内事業でもDAC基準は使えますか?
使えます。国際協力以外でも、政策・助成・NPO事業の評価観点を整理する枠組みとして有用です。
DAC基準だけで評価設計はできますか?
基準は観点であり、具体的なデータ収集方法ではありません。評価クエスチョン、指標、データ収集計画へ落とす必要があります。
参照資料と確認箇所
- Evaluation CriteriaOECD
- 参照箇所
- Principles for using evaluation criteria / Six lenses to analyse an intervention and its results
- 本文との対応
- 6基準と、目的・文脈に応じて適用する原則
このページの引用情報
更新履歴
- — 原典へのリンク、定義の適用範囲、仮想の完成例と判断例を追加。根拠のない固定件数・時期の助言を見直し。







