申請の準備で困った点を中立に聞く
説明用の仮想例です。相談後の状況を把握し、支援方法の見直しに使う質問です。
| 判断したいこと | 質問・選択肢の例 | 集計上の注意 |
|---|---|---|
| 申請を始めたか | 相談後1か月以内に申請を始めましたか:はい/いいえ/該当しない/答えたくない | 無回答と各選択肢を区別 |
| 始められなかった理由 | 書類/時間/相談先不明/他の理由(複数選択) | 未開始者にのみ表示 |
| 予想外の障害 | 差し支えない範囲で、手続きで困った点を教えてください | 個人や機関を特定する記述は公開前に点検 |
この例から判断できること
回答時間と説明の理解を対象者に近い人で試します。調査結果に合わせて事後に選択肢を作り替えた場合は、分類方法を記録します。
判断で間違えやすいこと
「実践できそう」を実践した証拠として使う
見直し方: 意向と、期間を区切った実際の行動を別々に聞く
理由: 予定と実施済みの行動は異なるためです。
無回答を「いいえ」にまとめる
見直し方: 無回答、該当なし、分からない、回答辞退を区別する
理由: それぞれ意味が異なり、割合も変わるためです。
次に手を動かす
アンケートシートで各質問の判断用途と選択肢を点検する
よくある質問
評価アンケートは何問くらいがよいですか?
回答場面によりますが、短時間で答える調査なら主要な質問を絞る方が回収・回答品質の両面で実用的です。試行して回答時間を確認します。
満足度だけを聞いてもよいですか?
サービス体験の改善には役立ちますが、成果の把握には足りないことがあります。目的に応じて理解・行動・状態の変化を尋ねる質問も加えます。
匿名アンケートでも属性を聞いてよいですか?
分析に必要な最小限に絞り、個人が特定されやすい小集団では集計方法に配慮します。収集目的と扱いを事前に説明します。
参照資料と確認箇所
- Best Practices for Survey ResearchAmerican Association for Public Opinion Research
- 参照箇所
- Planning Your Survey / How can I measure change over time? / What kinds of testing should I do before fielding a survey? / Analyzing and reporting the survey results
- 本文との対応
- 問いに合う設問、測定条件の一貫性、事前試行、非回答と報告の透明性
- Guiding PrinciplesAmerican Evaluation Association
- 参照箇所
- Systematic Inquiry / Integrity / Respect for People
- 本文との対応
- 方法と限界の説明、誠実な報告、同意・秘密保持・危害回避
このページの引用情報
更新履歴
- — 方法の原典と実務上の整理を区別し、固有の仮想例・判断例・次の行動を追加。分類や測定条件の断定を見直し。







